おっ、この表紙のツインテ可愛いなと思って買った漫画です。「上野さんは不器用」って言うからにはおそらくこの子が上野さんで、彼女の不器用っぷり(料理が下手とか) を楽しむ漫画かなと思っていましたが、読んでみると予想外に上野さんが変態でしたね。「不器用」というのも恋に不器用といったところでしょうか。好きという気持ちを伝えるのにぶっとんだ行動を取ってしまう上野さんをできるだけ温かい目で見守って欲しいと思うギャグ漫画です。



基本は科学部部長の上野さんが、部員でもあり大好きな田中に気持ちを伝えるために、自分が作った発明品を使った実験と称しあの手この手で告白をするという流れです。


普通の告白であれば、田中もそれなりの態度を示してくれると思いますが、上野さんの方法はちょっと(ちょっとではない)変態的です。



例えば食べられるパンツを開発してそのことを知らない田中に食わせたり、謎の暗黒物質を操作することでスカートを真下から覗いても中が見えないから覗けと言ったり、うら若き乙女がそんなことをしてはいけないと説教したくなるレベルです。



そんなアブノーマルな告白なため田中に気持ちが伝わらず、ぞんざいな扱いを受けて告白はいつも失敗してしまいます。




一方で田中は科学部の一部員として実験を付き合ってはいますが上野さんの変態的な告白に対してはびっくりするほど鈍く天然で、常識的ではあるけれど心無い発言で彼女を傷つけたり、思春期の中学生なら戸惑いを隠すことができないようなシチュエーションでも無反応なため、読んでるとすごく上野さんを応援したくなります。田中、汚い汚い言ってないでおしっこくらい飲めや!(錯乱)


田中はたまに発明に興味が出た時は加減なしにぐいぐいと来るので恥ずかしくて耐えられなくなった上野さんに殴られたりします。




上野さんも強気でアタックする割には肝心なところでヘタレてしまうのでこの奇妙な関係はなかなか進展せずもどかしさはありますが、どんどん変態度が増していく上野さんとそれに田中はどう反応するのかがこれから先楽しみです。



上野さんの発明はどれも使い方を間違えなければ天才的で利用価値の高いものばかりなのですが、それを田中に告白するためだけにしか使ってないのが勿体無いですね。