まぐれに気まぐれに漫画とか感想

漫画やアニメ、ゲームの感想を気まぐれにします。

クジラの子らは砂上に歌う

クジラの子らは砂上に歌う 7話 アニメ感想



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敵を仕留めて喜ぶ子ども、それを見て悲しむ大人



アニメ「クジラの子らは砂上に歌う」7話の感想です。



スキロス戦が始まりましたね。チャクロやリコスたちは突撃隊としてヌース・スキロスの破壊を目指します。スオウたち泥クジラの民は、その間泥クジラを守ります。果たして作戦は上手くいくのでしょうか。





リコスの兄オルカも来ているのかと思いきや今回のファレナ殲滅戦にはいないようですね。代わりにアラフニが司令を務めます。このアラフニはオルカと因縁がありそうですね。記録係の女性に、オルカ様に伝令を送りますか、と聞かれれば必要ないと言ったり、捕らえるよう言われたリコスを抹殺しろと言ったり、オルカの意に反した行動が見られます。きっと小さい頃に給食のプリンでも取られたのでしょう(違う)


リョダリも来てましたね。相変わらずの狂いっぷり。仲間の兵士達もいつものことかと完全にスルーしていましたね。




ニビも結局突撃隊と一緒に行くことになりました。原作だとスキロスがすでに迫って来ていて、戻る時間がないからと連れて行くことになってました。




そして唐突にエマが歌い出します。砂上の友よ~


アニメだとここのエマの存在感が大きいですね。歌もそうですがエマがあんなに踊るとは思いもしませんでした。加隈さんの歌声も素敵!


原作を読んでいた時はあまり気にしてなかったのですが、今読んで見るとあれはオリヴィニス(スキロスを動かしてたファレナでいうエマやネリに似た生き物)に向けたものだったのですかね。とすると砂上の友はオリヴィニスのこと? なるほど、このエマの歌に少なからずオリヴィニスは影響を受けていたのか(1人で納得)


エマが乗っていた生き物は「スナマンボウ」です。こういった砂の天気が荒れている時に見れるみたいです。泥クジラの人々はあれを狩るみたいですよ。アニメには出て来てないですが他にも「スナカブト」を家畜として飼っていたり、意外と砂の海にも食べられるものが多いみたいです。リョダリは漫画の方でこんなもん食うのかよと言っていたので味はそんなに良くないのかもしれません。


それと原作では「武器を奪うのよ」と言った女の人は殺されていません。いきなり予想外の死人が出たので驚きました。可愛いお姉さんだったのに……。





子ども達は戦に積極的でしたね。弓で敵を射落としたり、敵の武器を拾ってきたりと普段の遊びに近い感覚で戦いに参加していました。その姿を見て、マソオやスオウは複雑な表情を浮かべていましたね。敵であろうと人を傷つけることはしてはならない、ましてや楽しむなんて、と平和な時なら𠮟ることもできたでしょうが状況が状況だけに何も言えませんよね。だってそれをさせてしまったのは大人なのですから。今願うのはこの戦いでより多くの血が流れないことだけです。


中央塔に穴が開いてしまったとのことで急いで向かうスオウ。ちょうど辿り着いた頃にはハクジが敵を道連れにして塔から落ちたところでした。あまり良い印象が無かったハクジですが、最後は子ども達を身を挺して守れる良いおじいちゃんでしたね。それだけに話の途中で止めをリョダリに刺されてしまうのは辛い。


スオウはリョダリ相手に剣を構えましたね。優しいスオウが敵意を見せたのはおそらくこれが初めてではないでしょうか。しかしリョダリとの実力差があり過ぎて一方的にボコボコにされてしまいます。

リョダリがとどめに入ろうとしたところで団長が登場します。どちらも狂っている者同士の対決ですね。


そう言えばギンシュが団長に意気地なしだなと言うシーンもカットされてました。個人的にはこのシーンで、団長にも心の持ち方に変化が出たような気がするので外せない部分だと思っていたのですが、尺の都合ですかね……。ロウとカナエ(スオウの側近になった黒髪の人)の親子愛やクチバとマソオの話など戦い前の泥クジラの人々の様子はどれも名シーンばかりです。




そしてチャクロたちは順調にスキロスの体内エリアまで来ていました。この先はサイミアが使えないので素手でも強い自警団のお兄さん達が中心のヌース破壊組と、入口をサイミアを使って守る組に分かれます。



あっ、これ入口を守る組の方がメインキャラ集まってるなあと嫌な予感しかありませんでした。追手も来ている気配もないし、リコスは胸騒ぎしていましたね。先を行くトクサ隊長たちを呼び止めますが声が反響して聞こえません。近くにいたウルミだけは肩を掴んで止めることができましたが他の皆は布の奥へと入って行ってしまい……。



激しい銃声が入口にいるチャクロたちにも届き、オウニとチャクロがヌースの間に向かいます。チャクロに「私が誰も通さないって!」と言うギンシュ姉さんはかっこいいですが、今の状況だとフラグにしか聞こえませんね。ギンシュ姉さん死なないで!


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しかしオウニが辿り着くまでには間に合わず、トクサ隊長率いるヌース破壊組はリコスとウルミを除く全員が殺されていました。突撃隊メンバーが確か14人だったはずなので、すでに半数が死んでしまったことに……。8話に続きます。





最初の襲撃に比べれば一方的でない分まだマシですが、良い人達が次々と死んでいくのはやはり辛いですね……。






クジラの子らは砂上に歌う 6話 アニメ感想



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リコスがどんどん可愛くなってる!



アニメ「クジラの子らは砂上に歌う」6話の感想です。


 前回で集団自決を回避したチャクロたちでしたが、まだ本当の戦いは始まってもいませんでしたね。皆でスキロスの襲撃に備えます。


これまでサイミアで人を傷つけてはならないと教わった泥クジラの民にとって、サイミアを使って戦うのはそう簡単なことではありませんでした。真剣に訓練をしても、ごっこ遊びにみえるほどサイミアの扱いに不慣れな者たちばかりです。


リコスは女の子の集団に一緒に来てと言われます。人の目がない所まで連れていかれ、もしやいじめられるのではないかとハラハラしましたが、杞憂でした。女の子たちはリコスの為に服を見繕ってあげただけでしたね(肩に小鳥が乗っかった子が個人的にすごく気になります)。彼女たちは友達を敵に殺された復讐のため、一緒に戦いたいと涙ながらに言っていましたね。


スオウやクチバたちはスキロス戦の作戦会議をしていました。そこへ長老会のラシャが来ます。前回物陰に隠れてスオウを見ていたあの怪しげなお婆ちゃんです。

ラシャはスオウに子どもたちが明日人を殺してしまうかも知れないこと、それをお前が決めたんだとスオウに厳しく言います。

スオウは何もしなければただ死を待つのみだと、私たちは立ち止まるわけにはいかないんです、と力強く答えます。その答えに満足したのか、ラシャはニヤリとして出ていきます。ラシャはスオウに首長としての責任と覚悟を確かめに来たのかもしれません。

このラシャが笑うシーンは原作にはなかったです。おそらくアニメで上手くまとめるために改変されたのだと思いますがそうなると今後のラシャのシーンも良い人っぽくなるのかもしれませんね。






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そして今回のメインだったオウニとニビの過去話です。親が誰かも誰も知らない、居住区の片隅にいる変な奴(オウニ)にニビがちょっかいだしたことが始まりでした。ニビはオウニをこの島から出してやると言った張本人でした。オウニが外に興味を持つようになったのはニビの影響だったのですね。それから仲間になってずっと体内送りのメンバーと同じ時を過ごしていたのでした。そのメンバーの内二人はすでに……。

ニビはオウニが自分たちを置いて一人でどこかへ行ってしまうのでは、と心配していました。オウニは「行かねえよ」と言いますがニビの方を向いてはくれませんでした。




そしてリコスはチャクロに服を作って渡してましたね。感情表現がまだ下手なのか素直に渡せませんでしたが、心に正直になるって難しいですよね。正直になっていたらチャクロに好きって言っちゃいそうです。やっぱり心なんて邪魔だわと言うリコスは可愛いかったですね。



毎年恒例の行事である「砂戻り」は今年はできないだろうとのことでした。戦いをまだよく分かっていないちびっ子達は砂戻りの準備でせっせと砂を集めていました。


明日が襲撃のある日ということでスオウは皆に作戦を伝えます。今回はクチバさんも認める名演説でした。これで立派に締めくくれるかと思いきや、ザザーっと大量の砂がスオウの頭にかかります。工房の悪ガキたちの仕業です。この日のために一年かけて作った「自動砂かけマシン!」によるものでした。

優しいスオウもこれには怒りました。えいっ、とチャクロたちに砂を投げつけます。それを見た子ども達が砂戻りの合図だと思い砂をかけ始めてしまいます。止めさせろというクチバさんにスオウは無礼講と言って砂を投げつけましたね。結局例年通り日暮れまで砂戻りは行われました。



夜明け前、チャクロはネリに似た少女を見つけます。

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彼女はエマという名前で、ネリと血を分けた双子だと言います。エマはチャクロに、絶対にこの島を守って、永遠にみんなで生きていきましょうよと言います。そしてチャクロが生き残ることが出来たらファレナの秘密を全部教えてあげると。


「泥クジラの歴史ってこと? 君はそれを知っているの?」とチャクロが聞くとエマは、ふふっと笑うと翼を生やして飛んで行ってしまいましたね。結局詳しいことは何も分かりませんでした。分かることと言えばネリと性格が正反対なところくらいでしょうか。ずうっと永遠にと言うのが少し怖いところですね。もしこの船を出るなんて言い出したら……。



日の出後、砂嵐になってしまいましたね。こんな状態でもスキロスはやってくるのかと思うのですが、砂の天気は変わりやすいのでしょうか。

チャクロやオウニ達はスオウから特別任務を任されます。スキロスのヌースの破壊。泥クジラで防戦している間、敵戦艦に潜入し船を沈めるという重要な任務です。

この作戦にはサイミアの能力が高い人が選ばれました。ギンシュやスオウ、それにリコスの服を見繕ってあげたウルミ達もいます。チャクロは実際に敵のヌースを見て知っているので選ばれました。

スオウは徹夜して作ったお守りを皆に配ります。アニメでは触れないと思いますが無印の人達は戦えない分、防護服を作ったり、携帯食を作って配ったり、実際に戦いになった時は病人や怪我人の世話をしたりしてできる限りのサポートはしています。印に全部任せているわけではありません。


突撃隊に選ばれたメンバーが全員揃い笹舟に乗って待機しているところに、突撃隊に選ばれていないニビが来ます。「俺も行く」と。

オウニが残ってキチャたちを守れと言っても、トクサ隊長が優しく言っても行く気です。そこへスキロスの影が……。



いよいよ次回がスキロス戦ですね。大方の予想通りここでまた何人も……いや、まだ来週は大丈夫なはず。





クジラの子らは砂上に歌う 5話 アニメ感想





アニメ「クジラの子らは砂上に歌う」5話の感想です。



 前回でチャクロたちは泥クジラを沈める長老会を止めるため、地下の秘密の場所へ向かいました。そこにはヌースリコスに似た異様な物体が……。この異様な物体がファレナと呼ばれるヌースでした。ヌースは船の心臓のようで、これが破壊されると船は沈んでしまうとのこと。


「ここまで来られたのか。島の少女よ。君には分かってしまったのだな」


長老会もいましたね。自警団も連れて来てました。長老会の命令で一斉にファレナに向かって矢を放ちます。ファレナは悲鳴をあげ泥クジラが激しく揺れていきます。


自警団は団長以外、ファレナを破壊すれば泥クジラは沈むということを知らないのですね。だとしても何となく破壊しちゃあかんやつだと察してもいい気がするのですが、アニメで見るとあんまり考えずに攻撃してるみたいですね。


何も知らない泥クジラの人々が驚き戸惑っている中、こんな時でもオウニと団長はまだ戦い続けていました。団長は泥クジラが沈む最後までオウニと戦いたかっただけのようですね。団長は自分自身に執着がないようで、生きることに苦しむより、泥クジラと共に沈んで苦しみから解放されようとオウニに言います。それに対しオウニは、勝手に決めるな、俺のことは俺が決めると反撃します。


少し前までこの世界がどうなってもいいと言っていたオウニですが、それはあくまでも仲間を失った悲しみからでしたね。本心では誰よりも仲間たちを助けたいと思っていたのでした。今回の一件でオウニは吹っ切れましたね。自分がどうすべきか見えてきたようです。




一度の攻撃ではファレナは完全に破壊出来なかったようで、次の攻撃をすぐに命じます。リコスはファレナを守るために飛び出して自警団の放った矢を受けてしまいます。仲間を傷つけたことでマソオは自警団を怒鳴りつけ、チャクロはリコスの前で盾となって立ち、もうやめて下さいと懇願します。


長老会の1人ハクジは、帝国の兵士だったリコスがファレナを庇う理由が分かりませんでした。ファレナが破壊されれば泥クジラも民諸共沈む、それがお前たちの望みではないのかとリコスに問います。


リコスは、私はそんなこと望まないと言います。


「あなたたちは罪人じゃない。私たちが失った大切な何かをちゃんと持っている」


この世界の希望、とまで言うリコスにハクジは我々は罪人なのだと強く言います。100年もの時を罪を背負い続けてきた我々に世を去る以外に逃れる術などない、と。


「そんなの誰が決めたんだよ!」


私が思うより先にチャクロが言ってくれました。


「長老様たちはタイシャ様やサミやみんなが罪人だから死んでしまって当然だって、良かったって思っているんですか?」そうだそうだ


「――希望はないって言うけど、外の世界から来たリコスが泥クジラのことを好きになってくれた。これは希望じゃないんですか? いつか外の世界の人たちだって俺たちのことを分かってくれる、そう思ってもいいんじゃないですか――」確かに


俺はリコスもみんなも絶対に守ってやる! とかっこよく言ってくれましたね。ハクジはそれでもファレナの破壊を止めず自警団に命じます。やばいぞやばいぞ


「……」


自警団は動こうとせず、武器を捨てます。さらに長老会の1人であるおばあちゃんは、リコスのもとに駆け寄り、矢が刺さったところを診てくれます。もう1人のおじいちゃんも「ハクジすまん」とリコスの側に行きます。チャクロの必死の説得が長老たちにも伝わったのです。


チャクロたちはリコスを医務室へ運びに行ってしまい。ファレナの前で残っているのはハクジとネリだけになってしまいました。ネリはハクジに「ずっと悩ませてしまいましたね」と言い、ヌースファレナの中へ消えてしまいました。

ネリはファレナから生まれた子どもとかなんですかね。ファレナを「ママ」と言っていますし、泥クジラの民を正しい方向に導く妖精といったところでしょうか。ファレナ自体には船を動かすことしか出来なそうですが、ネリを使ってコミュニケーションできるかもしれませんね。


ハクジや長老会はネリのこともよく知ってそうですが、自分たちで決める前にネリにどうすればいいか相談しても良かったのではと思います。それともネリは基本的には泥クジラの行く先に不干渉なのでしょうか。ネリについてはまだ謎がありそうですね。



揺れが収まったことで作戦が失敗したと悟った団長は、オウニとの勝負は一旦保留にします。まだ先があるなら楽しみは取っておきたいとのこと。団長の目も気になりますね。






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長老会が信用できなくなったことで、元はタイシャの側近だった人たちが新しく首長になったスオウの側につくようになりました。多分全員30~40代だと思いますが可愛いおばさんたちですね。長老会には事後報告でリコスの話を聞きにいきます。




ここで色々と新しいことが分かりましたね。


帝国の戦力

帝国が持つヌースの船は全部で8つのようです。



帝国以外の国の存在。

リコスの船がボロボロだったのも敵対する国の船にやられたからでした。




ヌースファレナは他のヌースと違って感情を食べられない。

泥クジラの先祖もヌースの支配を拒んで感情を持ち続けることを選んだ人々でした。帝国は本来の目的を全うしないファレナを檻として砂の海に罪人たちを閉じ込めておいたのですが、敵国に奪われる可能性が出てきたため、ファレナの破壊と罪人の末裔の処刑を決めたのでした。


 



外の世界が敵ばかりじゃないと分かったことで大分希望が出てきましたね。他の国に助けを求めることができます。まずは4日後のスキロスの攻撃に耐えなければなりませんが。





そして今回は新首長スオウの演説で終わりました。印の短命を嘆くほど心の優しいスオウが泥クジラを守るためとはいえ、印に最前線で戦えというのは心苦しいものがありましたね。ですが印であるオウニが力を貸すと明言してくれたことで幾分救われたのではないでしょうか。これで無印にヘイトが集まるのを防げたような気がします。




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まだ出てくるのは先になるであろう新キャラや、ネリに似たもの(ネリとは服や髪の色が違う)の登場など、また新たな謎が出て来ました。何やら少し不穏な動きもありましたね。襲撃前にまた一波乱あるかもしれませんよ。









クジラの子らは砂上に歌う 4話 アニメ感想



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ギンシュ姉さんさえいればいい。







 アニメ「クジラの子らは砂上に歌う」4話の感想です。




帝国の襲撃を受け仲間や家族を失った人、怪我をした人、長老会に疑問を持った人等、色々いた中でずっとだんまりだった長老会が今回でやっと動いてくれました。スオウを呼び出し新しい首長に任命したところで、さあ、帝国と戦うのか逃げるのか長老会の決定は……



「泥クジラを海に沈めることにしたよ」




ん、泥クジラを捨てて逃げるってことかな?




「一緒に、泥クジラと共に砂に召されるのだよ」




なんだって⁉



どうやら聞き違いではなくおじいちゃん達の気違いだったようですね。先祖がとある罪で砂の海に流され、その流刑が今も続いている。今回の襲撃により帝国兵士たちの目的が処刑だと分かったので、無残に殺される前に皆で誇りを持って死のう、と。


言わんとしていることは分かるのですが、納得いかないですよね。祖先は何かしらの罪を犯したのかもしれないけど、その子供たちまで罪を背負う必要はないはずです。そもそもなぜスオウのように皆が生き残る方法を探さないのか。


砂刑歴から分かるように、長老たちも罪人の子孫です。(確か最長老が砂刑歴が出来たのと同じ年だったような) 

なので今現在で泥クジラに罪人の子はいても罪人と呼ばれる人間はいないはずなんです。罰を受けて良いはずがない。それなのにスオウの意見にも耳を貸さずに、長老会は決定に従わなかったスオウを地下に閉じ込めます。


長老会の言う誇りって何なのでしょうね。泥クジラの人々は感情を持って平和に生きてきたから、戦いで人を傷つけるのは帝国のように心のない連中がすることだ、という考えで戦うことを避けているんですかね。砂葬の時指を組むことで感情を抑え込んだりしていましたし、感情があってもそれをしっかりコントロールできるということが泥クジラの誇りなのかな。



まあ何にせよこの段階においてまだ何かを隠している長老会は虫のいいことを言っているようにしか聞こえません。






序盤からあまり気分の良い話ではありませんでしたがここでこの作品の癒し枠、ギンシュ姉さんの登場です。



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サミがいなくなった悲しみからか壁に大量の記録を書いていたチャクロにギンシュが話かけます。


どうやら帝国の兵士に反撃できたのはオウニとチャクロだけだったようで、ギンシュはそのことを褒めていました。しかしチャクロは何もできなかったからサミは死んだんだと自分を責めます。

ギンシュはサミは死んだがトビのちびっ子たちが助かったのはお前の手柄だから堂々としろと言ってチャクロを元気付けます。チャクロは「みたいにお気楽にはなれないよ」と言ってしまい……



じゃない、ギンシュ姉さんだ!」


とほっぺたを引っ張られてしまいましたね。人の呼び方は大事なんだよ、と。
まだサイミアを使いこなせないチャクロに使い方を教えてあげるからその敬意を込めてギンシュ姉さんと呼んで欲しかったようです。


チャクロが少し嫌そうに「ギンシュ姉さん……」と言っただけでとても嬉しそうにすることからこの子はちょっとアホな子なのでしょうね。チャクロのことはチャッキーと呼んでチャクロが訂正を求めると、そんなことどうだっていいんだよ、とさっき自分が言ったことなど忘れてしまうように、頭で難しく考えるより先に行動してしまう子のようです。結局チャクロを慰めに来たのかよく分からないまま上機嫌で行ってしまいました。





当然ですがサミのことを忘れられないチャクロ。砂の海が見渡せる高い場所から指を組んで祈ります。そこへネリがやってきます。さっきまで下でぴょんぴょんジャンプしてたのに一瞬でチャクロの背後にいるネリ。何だか不思議な力で死んだ人の魂がネリの周囲に集まります。


その中にサミがいました。サミはチャクロを見るなり、近づいてキスをします。




「あのね、私チャクロのお嫁さんになりたかった」




なりたかった、と過去形になっているのが悲しいですね。サミはそれだけ言うと他の魂の集まりへ戻って行きます。


待って、とチャクロはサミを引き止めます。俺も好きだった、と。


印の短い命でも君と一緒にいられるならよかった。そんなささやかな願いすら叶えられないならもうこんな世界に未練はない。そっちへ連れていってよ、というチャクロにサミは「それはダメ。だってチャクロには役割があるんだもん」と言ったところで場面がタイシャ様の部屋に変わります。


タイシャ様はチャクロは真実の記録者だと言います。この島の真実を知らせるために、あなたは全てを見届けなくてはいけない、ということでした。






今度は周りが宇宙のような空間に変わっていきます。そこでチャクロはオウニ、スオウ、リコスがそれぞれ絶望の淵で苦しんでいる光景を見せられます。


チャクロが手を差し伸べるとその光景は消え、元の場所に戻ります。一緒にいたネリにも同じものが見えたか聞くとネリは


「あなたは人の心を鮮烈に感じ取ることのできる人。何もできないと思っているかもしれないけど、あなたが皆さんを繋げないと全ては終わってしまうんです」


と全てを知っているかのような口ぶりでしたね。まるでネリとは違うものが乗り移って喋っているようでした。そしてすぐにいつものネリに戻ります。ネリはチャクロに長老会が泥クジラを沈めようとしていることを伝えに来たのでした。






チャクロは泥クジラが沈むのを阻止すべく、リコスやマソオたちを連れて地下に向かいます。


マソオは意外にも戦えるようで見張りをしていた自警団を容易く倒してしまいましたね。しかし中にも自警団がいたようで騒ぎに気付いて駆けつけます。マソオは28歳と印で考えればもう寿命があまり残されていません。情念動(サイミア)は体力を使うので今のマソオには気軽に使えるものではありませんでした。


マソオが「お前ら頼む」と武器を渡そうとしたら「俺たち普段サイミア使わないし」と断られましたね。「これだから最近の若い印は」とマソオが言うのにちょっと笑いました。






自警団を相手に戦えそうなのはマソオくらいだったので万事休すかと思ったら、おーい、チャッキーとお待ちかねのギンシュが来てくれましたね。


ギンシュは自警団なので、長老会の命令でここにいるはずです。しかしチャクロが「姉さん、ギンシュ姉さん……お姉さま!」と必死に助け求めることで味方になってくれましたね。予想外のお姉さま呼びにギンシュはほくほくしてしまいます。ちょろ可愛い!


ギンシュもなかなか強いみたいです。残りの自警団全員を相手にしても余裕があるような感じでした。





自警団の相手はギンシュに任せて地下へと降りていくチャクロたち。途中で自警団団長がいましたが、彼はチャクロたちを無視して行ってしまいましたね。団長の向かう先にはオウニがいました。やはりチャクロが言っていたようにオウニも本当はみんなを助けたかったようですね。一緒には付いて行かず、後をつけるような形になっていたのは、仲間を失った悲しみや憧れていた外の世界に裏切られた憤りなどで複雑だったんでしょう。



チャクロたちよりもオウニと戦いたかったのか、団長は持っていた棒を一本渡して勝負を挑みます。泥クジラ内で1、2を争う強者同士の戦いです。









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そしてチャクロたちは目的の場所ファレナに着きました。ヌースリコスのように泥クジラにも同じようなものがあったんですね。ファレナの上になぜかネリが座っています。何やら悲しげな表情で……5話に続きます。









原作だと今2巻の終わりくらいですね。5話で3巻に入ると思います。


アニメは1クールなんですかね。最初2クールって言われてたような……。1クールだと綺麗に終われそうですが、泥クジラの秘密などが明らかになっていくのはその後なんですよね。今の段階での謎も大体分かってきますし、新キャラも登場してより壮大なファンタジーって感じなります。まだ既刊分読み終えてないのですが、あんまり読み進めるとアニメ感想にぽろっと言っちゃいそうなので敢えて読むの止めてます。




まあ、感想書くのに色々調べてると壮絶なネタバレを食らってしまうんですけどね。




クジラの子らは砂上に歌う 3話 アニメ感想




アニメ「クジラの子らは砂上に歌う」3話の感想です。






前回で謎の集団がいきなり現れて幼馴染のサミが撃たれてしまったわけですが、3話でも引き続き泥クジラの人々が惨殺されていく話でした。


チャクロはサミを失い、オウニは体内モグラの仲間達を失い、泥クジラの民の象徴でもあった首長タイシャ様まで亡くなってしまいました。







謎の集団とは一体なんだったのか。チャクロが子供達を守るために戦った時に仮面が割れて素顔が見えましたがその顔はロボットなどではなく、リコスと同じ褐色の肌を持つ若者でした。謎のピエロ集団はリコスがいた帝国のアパトイア(人形兵士)だったのです。


そしてリコスはファレナ殲滅総指揮官オルカの妹君だということが分かります。アパトイアの言葉遣いから相当身分が高いのでしょう。



感情のないリコスであればアパトイア達に付いて行ったのかもしれませんが今のリコスには感情があります。兵士が戻るように言ってもはっきりと「あなたたちの所へは戻らない」と断りましたね。今回の話で唯一の救いはここくらいですかね。リコスまでいなくなったらほんと絶望的でした。









アパトイアは感情のない兵士ということでしたが1人イレギュラーなのがいましたね。リコスのことを32と呼んでいたリョダリです。リコスの名前雑……。



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リョダリは敵側の主要人物の1人です。名前があるということは彼もそれなりに位が高いのかもしれませんね。ただ、他のアパトイアと違い感情があるため帝国も扱いに困ってそうですね。


感情があるのにこうも自由に行動できるのはその残虐性を買われたのか、こいつは感情持ってても大丈夫だろうという判断なのでしょうか。









今回はヌースリコスの回収が目的だったため確保が完了したことで兵士達は帰っていきましたが、次に奴らがやって来た時がファレナが殲滅される時、抵抗しなければ全滅です。



リコスはスキロスサンプルの4番としてファレナに残されたましたね。ここにいたいと思ったリコスには都合の良い話なので最初はお兄ちゃんが本当は妹思いで……とも考えたのですが、ファレナの人体への影響を知るためでしたね。これは酷い。 


人体への影響とは印はみんな短命とかいうアレです、たぶん。






オウニが捕まえた兵士に拷問したことで次の襲撃は7日後だと分かりました。オウニの行動に対しマソオは引っ叩いて非難します。今まで平和に生きてきた泥クジラの人々にとって誰かを傷つけるなんて考えたこともなかったのでしょう。言い方は悪いですが、その平和ボケが今回の悲劇を生んでしまいました。



実際のところ、長老会が自分たちをファレナの罪人として受け入れてしまっているのが一番の問題ですね。こうなることを分かっていて、敢えて何も対策して来なかったのでしょうし。




あと気になるのはリコスの兄オルカでしょうか。オルカの目的は帝国とはまた違うところにあるようですし、ひょっとしたら後で味方になってくれるかも? と淡い期待を膨らましていますが、この時点でもう許されないことをしてるわけですし無理ですかね。私が原作を読んだ範囲ではまだまだ謎の多い男です。リョダリのように感情は持っていそうですけど、賢しい人物ですのでそれを表に出すことはなさそうですね。




7日で襲撃に備えるなんてかなりの無理ゲーですね。まだ悲しみの癒えぬうちに戦いを強いられるとは……。














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最後の言葉すら聞けずに死んでしまうのは妙に生々しくて辛いですね……。

















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