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感想

政宗くんのリベンジ 9巻 漫画感想


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気付いてしまった想い




「政宗くんのリベンジ」9巻の感想です。

 

このブログでは初めて感想を書くのでまずは簡単なあらすじから


主人公は、ルックス良し、頭良し、運動神経良しの完璧人間、真壁政宗です。しかし、生まれたころからそうではありませんでした。事の発端は8年前に遡ります。


8年前、政宗は太っていました。そのことが原因でいじめられてもいましたが、ヒロイン安達垣愛姫と知り合い、仲良くなっていくうちにお互い心の支えができ、いじめっ子たちに反撃できるくらいになりました。


しかし突然安達垣愛姫は政宗を見放します。彼に「豚足」というあだ名つけて。


好きだった愛姫に見捨てられた政宗は、その後8年の時を経て生まれ変わります。おじいちゃんの下で厳しい修行や食事制限を受け、朝晩筋トレを欠かさず、遂に自他共に認める完璧なイケメンになりました。すべては信じていた愛姫に裏切られ、侮辱された復讐のために。


復讐は安達垣愛姫を恋に落とし、本気になったところで盛大に捨ててやることで達成します。これが「政宗くんのリベンジ」です。




しかし瘦せてイケメンになった政宗でもそう簡単に計画は上手くいきません。「残虐姫」とも呼ばれる安達垣愛姫は大の男嫌い。愛姫は学園一の美少女で告白する男たちは後を絶ちませんが、相手がイケメンであっても他の生徒が見ている中で酷いあだ名を付けて振るなど容赦ありません。



そんな愛姫に対して政宗は半ばストーカーとも言える情報収集とイケメンだから許されるくさいセリフを言ったり大胆に近づいてアピールしていきます。


今まで数々のイベント(ハプニング)をこなしてきました。そしてだんだん愛姫は政宗を意識するようになり、8年前の真相も分かり物語もクライマックスに近づいてきました。


と、本題に入らず長くなってしまったのであらすじはここまでにします。気になる方は購入してみてください。ヒロインはもちろん、モブの女の子も可愛いです。とにかく女の子が可愛い









ここから先は9巻のネタバレが入ります。







8巻で兼次が「マサムネ」として偽っていたことがバレ、晴れて政宗は愛姫と付き合うことになりましたね。8年前、政宗を「豚足」と呼んだのは愛姫ではなく愛姫に変装した小岩井吉乃だったことが分かり、これでもう愛姫に復讐する必要もなくなってしまいましたね。あれ、昔好きだった女の子と付き合えるようになってこれはハッピーエンド?終わり?






勢いで俺と付き合えと言ってしまった手前、今さら後には引けない政宗。今まで復讐のためだけに行動していたため、彼氏となった今どう愛姫と付き合っていいのか悩みます。そこで愛姫からメールが。


『お昼。パン買ってきて。』


早速パシリ(笑)

安達垣さんでも愛姫でもなくまだ残虐姫になっているところもじわじわきますね。愛姫の方は照れ隠し、いわゆるツンデレなのかな。


不満に思いながらもパンを買いに行く政宗。購買のおばちゃんに……おばちゃん!?

おばちゃんかと思ったらパンを売っていたのは雅宗兼次でした。結構似合ってましたね。



兼次はもう男のふりはしてないみたいですね。可愛らしい髪留めをしていました。

嘘がばれてしまってからは諦めるのが早かったように思います。屋敷を売り払ったりして苦労はあったものの妹も無事でそれなりに幸せにやっているようです。安達垣からの資金援助に失敗した今、責任をとって嫁にしてと政宗をからかっていました。

兼次は立場上あまり好まれるキャラではなかったと思いますが、こうして退場してしまうとそれはそれで寂しいですね。




愛姫は倉庫でストーブを出していました。冬でも昼食は倉庫なんですね。昔のマサムネだと分かって少し素直になったのか、愛姫は買ってきてくれたご褒美に高カロリーのコロッケパンを渡します。

そう言えば体育倉庫にいるのに、閉じ込められるベタな展開ないなあと思っているとちょっとしたハプニングがありました。ちょっと無理やり感はありましたけど。いやいやその触れ方はおかしいだろと。あのままキスでもするつもりだったのかな。


ちょうど吉乃が灯油をもらって帰ってきたので、政宗は逃げるようにしてその場を去ります。少し落ち着いたところで腕にじんましんが出ていることに気付きます。




クリスマスイブが愛姫の誕生日だということで、二度目となるデートがありましたね。一度目のデートは1巻の話なので結構前のことのように感じます。もちろんもうハダピュアのコスプレはしていません。


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いやー、感慨深いですね。初めての映画館デートでは隣に座るのも拒否されたのに、自ら隣に座って「さすがに付き合ってまで隣に来るなとは言わないわよ」とデレてくれるとは……。もう残虐姫なんて言えない!

結局今回も泣いてしまいましたが怖くてではなく感動して泣いたようですね。



愛姫のデレと言えば外せないのが2巻6話の「…無視しないでよ」のところでしょう。あれで私は全巻買いを決めました。今まで愛姫がドン引きするほどつきまとっていた政宗が師匠の助言で愛姫を無視し続け、お怒りかと思いきや見捨てないでと言わんばかりの顔で迫るシーン。あれでキュンと来ない男子はいないのではないでしょうか。個人的に愛姫様一番のデレだと思います。




話が逸れたので戻しまして……クリスマスデートでしたね。映画も見終わりカフェで食事する予定がまさかの予約していたお店が火事、他のお店もクリスマスで空きがなし。最終手段で政宗は愛姫を家に招待します。


しかし家に帰ると誰もいません。なんと母と妹は温泉に、父は明日まで出張とのこと。来ました夜にお家で二人っきりのやつ!



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動揺する二人が初々しいですね。こんなん経験してみたかったわ……。


愛姫はすぐに立て直し、主導権を握ります。後で魔がさして、なんてことがないように先手を打っておくのも上手かったですね。

パンケーキを作る二人。お互い初めて作るのに失敗する相手を見て爆笑。反応が同じで良いカップルだこと。



初めて焼いたにしては綺麗に出来てましたね。パンケーキの枚数が違ったのはすぐに気づきました。愛姫ならこれでも足りなそうですがケーキの粉が足りなかったのかな。

政宗が意地悪そうにあーんとパンケーキを差し出します。負けず嫌いな愛姫は政宗の手を取りぱくっと食べます。すると政宗にピリッとした刺激が……。


ちょっと物足りない味と言う愛姫はこれでもかと政宗のパンケーキにシロップをかけまくります。これはちょっとと言う政宗に「真壁向けだと思うんだけど」と悪気なく言う愛姫の言葉に政宗は引っかかります。『俺の何を知ってるんだ?』と。


政宗は愛姫を自分の部屋に連れていきましたね。今の自分を知ってもらおうと。しかし愛姫が気付き嬉しそうにしたのは昔の政宗の写真……愛姫へのリベンジのために持っていた愛姫と一緒に写っている太っていた頃の政宗の写真でした。


政宗が見せたかったのは昔の自分ではなく今の自分ですよね。自分がどれだけ変わったか。リベンジのため、誤解ではあったけれど、それだけのために今まで努力してきたわけですから、それを否定されるのは辛いですよね。


もちろん愛姫としてはそんなつもりはなく、昔の思い出の方がまだ強いから喜ぶのであって、そこはこれから付き合っていく中で今の方がより強く忘れられない思い出を作っていけばいいんじゃないかなと。



でも、今までの愛姫を思い返すと、昔の政宗のことばかりで今の政宗には興味がないのではと思ってしまうのも無理はありません。政宗はついかっとなって愛姫を押し倒してしまいます。


政宗はすぐに謝り、トイレに駆け込みます。置き去りにされた愛姫は下に降り、政宗からメッセージがあることに気付きます。誕生日プレゼントがコートのポケットにあるとのこと。愛姫がコートから取り出すと、コートから手帳のようなもの落っこちます。



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リベンジ帳!?

バカああああ、何でまだ持ってたんだよおおおおおおお!!




リベンジはもう必要なくなったのになぜまだ持っていたんでしょうね。勿体無いから普通にメモ帳代わりに使っていたのでしょうか。単に捨てるのを忘れていただけでしょうか。いずれにせよ政宗やってしまいましたね。


このことは吉乃にも話さず、取り敢えずのところは愛姫の心の内にとどめておくだけとなりました。これ、前までの愛姫だったら怒りを露わにしてすぐに問い質したような気がしますが、それをしないってことは、愛姫の中でそれだけ政宗の存在がかけがえのないものになっているのでしょうね。真実を知るのは怖い。事実を聞いたら今の関係が壊れるかもしれない。何かの間違いだと信じたい。そんな気持ちが愛姫にあったのではないでしょうか。





政宗は病院に行っていたようですね。急に出たじんましんの原因を診てもらったのでしょう。結果は異常なしでした。


健康問題と言ったら藤ノ宮寧子ということで、寧子の家にお邪魔する政宗。

寧子はズバリ今の政宗は燃え尽き症候群ではないかと言います。過去の復讐が突如失われたショックで、それは愛姫と付き合っても埋められない。本当に好きなわけでもないから、と。


寧子は結構怖いですよね。はんなり京美人かと油断していると本質を見抜いて抉ってきます。好きなわけでもないと言われ反論しようとする政宗に


「あの頃は確かに好きだった、ですか?」


と政宗が過去に縛られていることに気づかせます。そして自分は過去の記憶ではなく今ここにいる政宗を好きであることを告げます。今度は迷いのない本心で。


二人が近づき過ぎたところでお付きの椎堂さんが割って入ります。しかし寧子は心配しなくても大丈夫だと言います。見ると政宗の手はまたもじんましんになっていました。


愛姫に対してだけでなく、寧子にも触れないようでしたね。嘘をつけない身体の拒絶反応。寧子は微笑んでいましたが自分も政宗の特別にはなれなかったことに実際に振られたかのような悲しい気持ちになったのではないでしょうか。



愛姫にも寧子にも触れない。となるとまさか……。



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そのまさか、でしたね。小岩井吉乃、師匠にだけは触っても抱きしめても、じんましんの症状は出ませんでした。女性が駄目という訳ではなかったのですね。師匠じゃなければ駄目だったのでした。


「師匠と計画練ってるときが一番楽しかったかもしれない」


思わず本音が出てしまいます。付き合うなんてしなきゃよかったなと。

すると吉乃は政宗に重い頭突きを食らわせます。そして政宗が気付いた時にはいなくなってしまいました。足をくじいて歩けない状態で。

すぐに吉乃を探しに行こうとする政宗ですが、頬に何か書かれていることに気が付きます。


『聞かなかったことにする』


政宗は自分は馬鹿だと悔やみます。もう取り消せないことなのに……。




何とか屋敷に戻れた吉乃は湿布を探していました。そこへ愛姫がやって来ます。吉乃が捻挫していることを知ると心配して手当をしてくれます。

愛姫が手当してくれるのを申し訳なく思う吉乃。自分を裏切り者の魔女と言っていました。

そして今日政宗と会ったことを思い出し、だめと思いながらもついに自分の抑えていた恋心に気づいてしまいます……。





9巻も内容が濃かったですね。もうずっとうわああああああと心の中で叫んでいました。

一度は断ち切ったはずの思い。好きになってしまうから距離を置いていたのに、偶然政宗と会って師匠といたときが一番だったなんて言われたら、そりゃ抑えていた気持ちも溢れてくるに決まってますよね。



愛姫も政宗のリベンジ帳を見てしまい(どこまで読んだのかは分かりませんが)、おそらくこれまでの猛烈なアタックはすべて演技だったと知ってしまったのでしょうね。
愛姫は政宗に好かれていると思っていたから今まで上からの態度で接することができていましたが、自分のことを好きではないと分かった今の愛姫は、同じように政宗に接することができるのでしょうか。嫌われたくないと怯える愛姫が目に浮かんで辛い……。


政宗は吉乃を選ぶのか、このまま愛姫と付き合っていくのか、嘘がなくなった真実の答えは次巻に続きます。









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ほんとこの足でどうやって帰れたんだろう。



ゲーマーズ アニメ 感想



2017年夏アニメ、「ゲーマーズ」の感想です。







タイトルから想像していた内容とは違いましたが、話の中盤あたりからこのアニメの楽しみ方が分かり、以降は話数が進むごとに面白さが増していきました。







1話見た感じは、よくある学園ラブコメだと思っていました。部活作って適当にゲームやりながら主人公とヒロイン達がいちゃいちゃするような。


でも実際は、某芸人のコントみたいな勘違い、すれ違いラブコメでした。






ゲーマーズとはいうものの、主要人物でガチゲーマーなのはヒロインの天道さんくらいです。



主人公の雨野君もゲームに対する思いは人一倍ありますが、ゲーマーというとFPSや格ゲーみたいなジャンルを極めてるイメージが個人的にあるので、その人達と比べると雨野君はちょっとライトな感じなのでゲーマーというよりはゲーム好き、もしくは普通のオタクくらいの印象です。



そんな感じなので、天道さんが雨野君をゲーム部に誘ってゲーマーの世界に足を踏み入れるのかと思ってました。それで地元のゲーム大会に出て優勝するみたいなサクセスストーリーでもあるのかなと。






……ないです。雨野君は天道さんの誘いを断ります。


やっぱりゲーマーとは住む世界が違いました。FPSで人の迷惑を考えろだとか、センスないとか言われながらやるのは楽しくない。そこまでしてゲームを極めたいとは思わない。ゲームは自分が楽しまなくちゃ。


私も一人でゲームに没頭するのが好きなタイプなので雨野君と気が合いそうな気がしますね。






と、ここで主人公が入部を断ってしまったのでゲームの知識だったりテクニックだったり、熱いゲームバトルが繰り広げられることはなくなりました。そっちを期待するなら天道さんが誘ったもう一人の美少年、謎の記憶喪失持ちの三角君のスピンオフを待ちましょう(?)




ゲームは触れるとしてもメジャーなものが多いです。グラ◯ブルーファ◯タジーとか人◯ゲームとか。中の人ネタとかパロディも結構ありました。





でもメインはラブコメです。


ヒロインの天道さんは二話目にして主人公雨野君に惚れます。理由はよく分かりませんが、ゲーム部のことを大切に思っていたからでしょうか、この辺はやや強引な気もします。


ゲーム部のメンバーは1話で紹介があったのにほとんど出てきません。結構良いキャラなのに。


代わりに主要人物として登場するのが、チャラそうなグループにいた残念なイケメン上原祐とその彼女亜玖璃(あぐり)です。さらにもう一人のヒロインであるぼっちゲーマー星ノ守千秋を加えて先も言ったような某芸人の勘違いコントのようなラブコメが始まります。



最初から男女のカップリングは決まっているのですが、5人が関わり仲良くなるにつれて一抹の不安から浮気してるんじゃないかとか、本当はこっちが好きなんじゃないかと疑惑が生じ、それが決定的なシーン(勘違い)となって現れてしまいます。



本当は彼氏の相談で会っていただけなのに最悪のタイミングで誤解を招くような場面に遭遇してしまったり、お互い別のことを言っている(主語が違う)のに会話が成り立ってしまったり、誤解が誤解を呼び5人が無駄に一喜一憂しているのが面白いです。



勘違い劇がストーリーの一つにあるのではなくこの作品の特徴としてあるので、一つの誤解を解消しても更なる誤解が生まれそれが繰り返されていくので、一度面白さを知ってしまえば最後まで楽しめる内容になってます。






すぐに本人に確認すれば済む話なのに、本当にそうだったらどうしようとなかなか聞けず、ヘタレが生じて男女関係がどんどんややこしくなっていくのが最高です。



関係がややこしくなると言ってもあくまでもコメディなので皆仲が良く、優しいので例えどんなカップリングになっても最後は幸せに終われると思います……たぶん。


ドロドロした血生臭いものには絶対にならないのでそこは安心して見ていられますよ。




 


アホガール アニメ感想


2017年夏アニメ 「アホガール」の感想です。



こんな幼馴染は嫌だ……。



今期1番のギャグアニメでしたね。私も今まで数多のアホを見てきたつもりですが、このよしこほどやばいアホは見たことがない!  他に見てたアニメを忘れるくらい、一度観た時のインパクトは凄まじいです。


 だってこのアホ、マークシート方式ですら全教科0点取るんですよ。マークシートとか普通4、5択くらいでしょ。数学とかなら0〜9にマイナス付けたりで何通りもあるから分からないこともないけど、他は適当に塗り潰したって確率で当たるでしょう?



……いや、よく考えみたらそもそもよしこがまともにテスト中、席についていたのかも怪しいですね。

あっくんの妹瑠璃と勉強会になった時も、ずっと遊ぼう遊ぼう言ってたよしこが60分、120分じっとしていられるわけないんです。きっとマークシートにバナナでも描いて10分も経たないうちに外へ遊びに行っちゃたんですよ。全部にマークしてなかったから0点だったんです。



実際よしこがしっかりマークできたとして、5教科すべて0点を取る確率は、1教科50問の4択問題だとすると(3/4)^250?

32733906078961418700131896968275……6(166桁)

分の

19068374811679661558976651137……9(120桁)の確率です。



これだとなんかそんなにすごく思えないので%にしてみると

約0.00000000000000000000000000000000000000000005?%です……たぶん。

因みに宝くじの一等が当たる確率は1000万分の1なので0.00001%です。

 


よしこが本当にちゃんとマークして0点なら、これはもう神に選ばれしアホだということですよね。であればあのずば抜けた身体能力も納得です。









感想書くの忘れてました。簡単に言えばアホがしつこいアニメです。かなりしつこいアホを黙らせるにはあっくんの鉄拳しかありません。アホがはしゃいであっくんのツッコミが入って、アホが暴走してあっくんが制裁するテンポが良く、頭空っぽにして観るのに最適でした。






1番可哀想なのは、毎日勉強頑張っているのによしこと同じくらいアホな瑠璃ちゃんなんですよね。まあ、そこが健気で可愛いんですけどね。






もし瑠璃ちゃんが自分がアホであることを気にしなくなったら、たぶんよしこ見たいになってしまいそう……。



頑張れ瑠璃ちゃん!




アニメ Re:クリエイターズ 感想



先日最終回を迎えたアニメ「Re:CREATORS」の感想です。(以下レクリエータズ)





レクリエータズ面白かったです。2クールだったのもあってとても丁寧に作られてました。







誰しも一度は、自分の世界に好きなアニメや漫画のキャラクターが現れたら、なんて思ったことがあると思います。 でも、その現実世界に連れて来られたキャラクターはどんな気持ちなんでしょう。自分を創った創造主が住む世界に来たらまず何をするのでしょうか。







以下ネタバレ含みます。












1話から戦闘シーンがあったのが良かったですね。軍服の姫君の剣がいっぱいあってグルグル回ってんのかっけー! (語彙力不足)


思い返して見ると、みんな召喚されてからの適応力がすごいですよね。1話からコンビニでお菓子買って食べてるし、2話にして自分を創った神様である原作者に会いに行っちゃってるし、展開早くて最初1クールアニメだと思ってました。


でもこれは私がただのバトルもののアニメだと思って見ていたからで、実際は創造主(クリエイター)と被造物(キャラクター)のそれぞれの思いのぶつかり合いがテーマであるのではないかと思ってみると、複雑な思いを抱えたキャラの心情や、クリエイターの作品に対する情熱を描き切るのに2クールでも足りないくらいでしたね。後日談が欲しいと思ったキャラも何人かいますし。


ストーリーの主人公となるのは颯太よりも、松原さん達クリエイターとそのキャラクター達の方が主人公っぽかったですね。松原さん最初出てきた時は、見た目冴えないおっさんだし絶対脇役だろうと思ってましたけど……(失礼)。


特に1クール目最後の方は松原さん主人公みたいなところありましたからね。セレジア瀕死の絶体絶命に駆けつけ、俺が絶対死なせねえ、と危険を顧みず、急ぎSNSを使って新たな設定を付け加えるシーンはほんとかっこ良かったです。自分が作ったキャラを1番愛しているのはやっぱり自分なんですね。こればかりはいくらその作品を好きな颯太でも口出しできません。





颯太はどちらかというとクリエイターというより、作品のファン目線の立場が多かったように思います。世界の改変を望むアリステリアを説得できたのも、颯太が「緋色のアリステリア」の大ファンだったからですしね。


「緋色のアリステリア」は不幸な物語だけど、同時に人々に力と勇気と、正義のあり様を教えてくれる物語だ、とファン目線でしか言えないようなちょっと恥ずかしいセリフも堂々と言ってましたね。


その言葉を受けアリステリアは自分のしてきたことは娯楽のための作り話だという虚無感から幾分解放されたような表情をしていました。そこからの「緋色のアリステリア」の作者高良田との対話です。


ーーーー


「お前が創造した私の世界は、お前にとっても愛しき世界か」

「は?」

「お前は私の世界を救うつもりがあるのか。そう訊いている」

「お前の世界を救うのは俺じゃない、お前次第だ。お前にしか、あの世界は救えない」

「なぜだ」

「だってお前、主人公じゃんよ」


その後に主人公についてセリフが続きますが長くなるのでここは割愛します。要するに、アリステリアが頑張って解決しないと世界は救えない。作者ができるのは帳尻を合わせることくらいだ、とのこと。


ーーーー



「改めて貴様に聞く。私の物語は、力と勇気を語る世界か?  私が血を流し、この身を捧げて正義に尽くすに値する世界か」


この問いかけに対し高良田は恥ずかしがりながらも肯定しました。じゃなきゃこんな話書かねーよ、とも言ってましたね。


アリステリアに物語の改変をするように捕らえられていた高良田でしたが、それでも自分の書いた物語に対する情熱はありました。下手すれば自分のキャラクターに殺されかねない場面で、松原のようなかっこいい姿ではないにしてもクリエイターの意地が見られた良いシーンだったと思います。







あと印象的だったのはブリッツとその作者駿河のシーンですね。


面白い話の展開のために娘を殺され、その復讐をまさにしようとするブリッツとの対峙シーンで、銃で撃たれながらも自分の思いを曲げずに真正面からぶつける駿河は女性ながら相当肝がすわってましたね。


駿河の言い方はブリッツに対してはまさに外道といったところでしたが、クリエイターとしてみれば至極真っ当なことを言っていますよね。キャラに安息を与えるために描いているのではない、客のために、おもしろくなるように描いている、そのためなら、いくらでも不幸を描くし、世界もひっくり返す、と。


そしてここまで成功するのにも、楽してなれたわけではない、苦労の日々があったことを語ってましたね。あんたを捻り出すまでに、どんだけ腹の底から泣いたと思ってんのや、と。


結局お互いの立場が違うので理解するまでには至りませんでしたが、今後も駿河の匙加減で苦悩を味わうことになるかもしれないブリッツが、元の世界に戻ることに反発しなかったのは、駿河を自分の創造主として認めたということだったんですかね?  この辺りは軍服の姫君ことアルタイルと、シマザキセツナの結末を見届け、何かしらの変化があったと考えるべきなのか。




最後に颯太とアルタイルとシマザキセツナについて



颯太とシマザキセツナは友達以上恋人未満みたいな関係でしたね。ただ、颯太自身はシマザキセツナの才能に嫉妬していたため、彼女が本当に自分を必要としている時に助けることが出来なかったことを自分が彼女を殺したんだと思いずっと責めていました。


クリエイターとしての活動も、その後も続けてはいるものの、シマザキセツナへの罪悪感からかなかなか前に進めない様子でしたね。



そんな忘れたくても忘れられない過去のはずが、彼女が描いた軍服の姫君アルタイルを前にしてもすっかり忘れてしまっていたのはどうかと思いますが、きっとその頃は嫉妬で彼女のキャラクターをまともに見れてなかったんでしょうね。


対するアルタイルは一目見ただけで颯太に気が付きましたね。颯太に敵対心があまり無かったのは、世界が消滅するのだから今更気にする必要もないと思ったのか、シマザキセツナにとって大切な人だったから手を出せなかったのか、一応名付け親だからか、いずれにしろ深い関わりがある割にはあんまり颯太との絡みがなかったのはちょっと残念でもありました。



でも颯太は、アルタイルを思い出してからは、過去と向き合うようになりましたね。そして誰にも止められなかったアルタイルを、彼女の創造主であるシマザキセツナを見事に描きあげることによって救うことができましたね。これにより颯太もクリエイターとして止まっていた自身の歩みを進めることが出来ました。「君を創った僕は、君に追いつけただろうか」との問いに答えは返って来ませんでしたが、きっと追いつけたのだと思います。





そしてやっぱりアルタイルがメインヒロインでしたね。どんな被造物よりも強く、世界を改変する力も持っている。そして創造主には忠義を尽くしてくれるという理想的なキャラクターです。


「森羅万象(ホロプシコン)第三楽章 表象展観」とか能力もカッコ良くて思わず真似したくなりますね。喋り方もデザインも中二心をくすぐるというか、すべてが良い。


また、時折優しさも見せるんですよね。ブリッツが再び戦場に戻ってきた時も、なぜ戻った、君は娘御と居ればそれでよかったのだ、とブリッツが敵陣営に寝返ったことよりも、戦場に加わらなければならないブリッツの身を哀れんでいましたね。世界の消滅とか企んでるけど、本当は優しい子なんですよ。


そして何よりも、シマザキセツナに一途でしたね。彼女の目的がそもそもセツナを追い詰めた世界に対する復讐に一貫してましたし、あれほどの力を持っていながら死んだはずのセツナが現れた途端動揺を隠せなかったのは、それだけ創造主セツナへの思いが強かったからでしょう。



生きていた頃のセツナが現界した時のアルタイルは、喋り口調も変わってましたね。「余の」から「私の」へと口調が変化していくとこが可愛すぎる!


それでも、アルタイルは必死に否定しようとしました。あなたは違う、だってセツナはもういないと。


するとセツナは、自分がここにいるのは奇跡みたいな物だと言います。続けて

「ーーーーでも、私があなたのセツナじゃないって、あなたを騙す為の偽物だって怒るなら、私をどうしてくれても構わない。あなたには、そうする資格がある」

とも言います。その言葉にアルタイルは、一度は剣を構えますがすぐに降ろし、無理に決まってるじゃない、と悲しい顔を見せましたね。幻でも、まやかしでも、私にはそんな事できないと。




そしてお互いに話したかったこと、言わなければいけなかったことを語ります。

アルタイルは感情を包み隠さず、ずっと会いたかったこと、セツナを知った時にはもう彼女は何処にもいなかったこと、彼女の痛みのすべてを知り世界を憎んだこと、彼女を消し去った物語が許せなくて復讐をしようと思ったこと話します。そしてあなたの創った物語の中でずっと共に歩んで行きたかったとも。


セツナは、アルタイルを描き上げたとき、良い所悪い所すべての願いの中に、世界を憎いという思いも含んでしまい、それが呪いとなって彼女に深く刻みこんでしまったこと、祝福していたのに、自分のせいで復讐に身を費やしてしまったこと、自分が弱くて一緒に歩むことができなかったことを謝ります。




確かアルタイルも万能というわけではなかったんですよね。ホロプシコンも簡単にやっているように見えて、実は能力をすべて把握できていなかったり、大衆から愛されていたから無敵の力を得ることができたと言っても、その強さはアルタイルが頑張って手に入れたのだと思います。すべてはセツナの為に。






そしてセツナは、アルタイルが自分の弱い部分をすくい上げて、とても強い力に変換してくれる力を持っていると言っていましたね。自分を悪者だというアルタイルに、悪者かもしれないけど弱き者の王だと。アルタイルはおそらく言われて嬉しかったと思いますが、それをセツナにではなく、同じように弱き者に使えと言っているようでしたね。世界をもう一度抱きしめることが世界を創る事だと。


どういうこと、と思う前に電車の音が聞こえてきましたね。そうです、普通ならあり得なかったセツナの現界もとうとうここまでのようでした。お迎え、ではなくセツナが自殺をしたあの日の再現。セツナはアルタイルに、私もあなたが大好きですと言って飛び降ります。



そこからはスローモーションに時が進みます。アルタイルはホロプシコンを使い電車を食い止め、その隙にセツナを助けようとします。しかしセツナは自分がここにいるのは世界の決まりをねじ曲げていることだから、助けてはダメだと言います。助ければ世界が終わってしまうと。


ですがアルタイルは、そんなことさせないと言います。



「あなたのくれた私の能力はホロプシコン。それは因果をねじ曲げるだけじゃない。無から有を構成することもできる無限の能力。あなたの創ってくれた私はーーーーーー世界を創り出すこともできるのだから」


そして2人は別世界へ行ってしまいましたね。セツナとアルタイル2人のための、これから作っていく無限の物語、無限の世界に……。










レクリエーターズ、このタイトルはやはりセツナとアルタイルのことを指しているんですかね。もし違うとしてもそれも含んでいるとは思います。





創造主と被造物、まったく違うようで本質は同じようでしたね。物語を作る者も、物語に生きる者も自らの役目を持って必死に生きている。物語の結末は最後まで誰も分からない。そして物語を必要とする者がいる限り物語は永遠に続いていく。それこそ万物は流転して……

















……なんか恥ずかしいこと言ったような気もするのでここで感想終わっておきます。

 

ドラクエ11 感想





ベロニカ、最高だよ……。




ドラゴンクエストⅪの感想です。







いやー、面白かったよドラクエ11。PS4版と3DS両方プレイしてたんですがどっちも面白かったよ!




私が今までに遊んだドラクエ(7と10以外はやっている)の中で一番面白かったと言っても過言じゃないくらいでしたね。ストーリーも良いですし、どの仲間もやってる内に愛着が湧いてきます。まあ、ゲームのし易さでいうとカメラワークとか快適とは言えない部分もあるんですけど、それを理由にやらないのは大変勿体無いと思います。





この先はネタバレを大いに含みます。









まずはキャラクターの話から










 ほんとね、ベロニカが良いキャラなんですよ。始める前はそれほど好きなキャラではなかったんです。どちらかと言えばマルティナの方が良いかなくらいに思ってたんですが、ラスボスまで終えた時にはもうベロニカが一番好きになってましたね。大樹崩壊してからウルノーガ倒すまで使えなかったのは本当に辛かった。

メダ女制服可愛い、さそう踊り可愛い、イオグランデで雑魚敵一掃楽しい。




ニズゼルファは最後マダンテで仕留めました。






セーニャも覚醒したら化けましたね。ベロニカがいなくなってあんなに頼もしくなるとは思ってなかったですよ。戦闘でも一番使ってました。

髪を切っても前髪を下ろさないのはちょっと残念でしたけど、大樹崩壊後のセーニャの成長っぷりは感動ですよ。

あっ、最初キラキラボーンとか使えなそうな技名だなーとか思ってました。セーニャさんすみません。 







その他のキャラクターも良いキャラばかりでした。ロウはニマ大師との会話が面白いし、むっつりスケベなところもおちゃめで可愛かった。シルビアはふざけているように見えてやる時はやるかっこいいオネエだった。グレイグは後述の最後の砦の話が良かった……。




逆にカミュとマルティナは前評判が良かっただけにそれ以上になることはなく良くも悪くも普通でした。イケメンとお色気要員は必要不可欠ではあるけれど、11では割と空気でした。

カミュもマルティナも戦闘は強いですけどね。












ストーリーは個人的に大樹崩壊後の最後の砦での話が一番印象に残ってますね。



幼馴染みエマとの再会、最後の砦を命懸けで守るデルカダールの民、今までずっと敵対していたグレイグとの共闘、そして再び光を取り戻してからのグレイグの仲間加入。


敵幹部を倒し最後の砦に帰還した勇者とグレイグを皆が出迎えてくれるシーンで思わず涙が……。


その後は仲間も戻り少しずつ希望を取り戻していくので、やっぱり絶望だったところから希望へと切り替わるこの最後の砦の話が一番感動しました。














あと今回結構ボス強かった気がします。


ドラクエは大概レベルを上げてれば何とかなるのは11でも同じですが、シンボルエンカウントだとギリギリ勝てるラインが分からないので、3DS版の2Dモードのレベルを参考にして大体このくらいかな、といった感じでPS4版は進めていました。



個人的に強敵だったのはアラクラトロとムンババ・邪でした。特にムンババ・邪はクリア後に初めて戦った3回行動キャラなのと、デイン系がデインしか持ってなかったので尚更きつかった印象です。



ま、クリア後のボスはホメロスとウルノーガ以外は大体一度は全滅してたような気がしますが……。










メタル狩り



今回はメタル狩りはあまりしませんでした。道中に出てくるメタル系を狩るくらい。


それに11はゾーンでメタル系を呼び出すこともできるので、どこがメタルキングが出やすいとか関係なかったです。






時渡り


3DS版のみの要素、時渡りの迷宮も以外とボリュームがあって楽しかったですよ。欲を言えばヨッチ族使い捨てにしないで強化していく感じにして欲しかったのと、冒険の書をもっと増やして欲しかったのですが、そこまでいくとおまけじゃなくなってしまうので、過去のドラクエを行き来できるおふざけ要素多めのソフト1本作って欲しいですね。




プレイ時間は3DS版とPS4版合わせて150時間くらいだったと思います。寝落ちしてた時間もあったので正確には分かりません!



3DS版は2D版でサクサク進められたのでPS4版の半分くらいの時間で、時渡りの迷宮に結構時間を割いていたと思います。PS4版はカジノもやらず名シーンの余韻にも浸らず淡々とこなしていけば60時間くらいでクリア出来るんじゃないですかね(適当)






最後に





今回のドラクエで一番悩んだ選択肢が、大樹崩壊前の過去に戻ってやり直すか、このままベロニカがいない世界で生きて行くかの選択でした。

一見、ベロニカいないんだから過去に戻るの一択に思えるのですが、私は先も言ったように最後の砦の話にめちゃくちゃ感動したので、それがなかったことにされるのは何か違うなと。


大樹崩壊前に戻ると、キャラクターの成長が見れなくなってしまうんですよね。セーニャは姉に甘えた子のままですし、グレイグもちょっとまだ信用出来ないキャラになってしまいますし、シルビアの世直しパレードが無くなってしまうのも寂しい。それに皆ウルノーガの脅威も知らない。世界が一度滅んだことを知らない人々は、またウルノーガみたいなのが現れたら同じ過ち(勇者を捕らえろみたいな)を犯すような気がします。



結局ベロニカいないので過去へ戻る一択ですけどね(笑)


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