「かぐや様は告らせたい」9巻の感想です





今回も内容盛り沢山でしたね。かぐや様のルーティン獲得回、白銀の妹圭ちゃんの反抗期、ミコの親友で風紀委員の大仏(おさらぎ)こばちの話、ソーラン節、そして石上メインの体育祭編。遂に石上の過去に何があったのか明らかになりましたね。









ここから先はネタバレ含みます。


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生徒会相関図に伊井野ミコが加わっていましたね。ミコの矢印が藤原書記以外は悪い人かどうかなのがとても彼女らしいです。今は勘違いでかぐやたちの評価は悪いですが後々物語が進むことで「悪い人」から「良い人」へ見方が変わっていくことでしょう。(石上は変わらなそうですが)





前回の体育倉庫の件から会長を意識しすぎてまともに会話も出来なくなってしまったかぐや様。これはいかんということで早坂が対策を練ってくれましたね。ルーティーン!!


スポーツ選手がメンタルコントロールに実際に行っている方法のようですね。メジャーのイチローさんが試合前には必ず奥さんの作ったカレーを食べるというルーティーンは私も聞いたことがあります。


かぐや様のルーティーンは「右手で左の頬を触る」でした。最近はデレデレのかぐや様ばかりでしたので白銀と出会う前のようなキリッとした表情を見るのは久しぶりな気がします。そして改めて恋するかぐや様で良かったなと思いました。今のかぐや様の方が断然可愛い。


この回だけではなく、シコシコゲーム(読んでいない人には誤解を招きそう)の時にもルーティンを使っていたのは笑いました。今後も動揺する度に左頬を触ってそうですね。



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この場違い感(笑)


応援団に入ればリア充になれると思った石上は気の迷いで応援団に立候補してしまってましたね。実際は応援団に入るとリア充になれるのではなく、リア充しか応援団に入らないのだという真理を知ってしまったわけですね。


何だかこの石上を見ていると中学の頃リア充になりたくて文化祭でやる演劇メンバーに立候補してしまった自分を思い出します。(毎年各学年のリア充達が集まるウェーイな演劇なのに、なぜか私が立候補した年は陰キャしか集まらず主役がいないということで結局中止になった残念な思い出)



オケマル、マジ卍と言った若者言葉は割と今の方がついていけますね。SNS等で特に興味なくても色々情報が入ってきますから昔よりは陰キャにも優しいのではないでしょうか。


ラインはやってないけどスカイプはできるというのは何とも陰キャらしさが出てる気がしますね……。




そして応援団に入った石上に最初の関門が……応援団定番の女装です!


女子が学ランで男子は女装。つまり石上は女子から制服を借りなくてはなりません。嫌われているクラスの女子には頼めず、生徒会の女性陣に頼んだ場合も想像してみてやはり無理だと辞退を考えます。


そこへ恐れていたかぐやに遭遇してしまいましたね。逃げるも捕まってしまい石上は事情を話します。

すると意外にもかぐやは快く貸してくれます。


かぐやは目的のためなら手段を選びませんが基本優しいですよね。制服を着せた石上にメイクまでさせちゃって……っていうかそれ、かぐや様がお使いになってる口紅じゃないんですか⁉ 間接キス?


白銀以外にはあまり意識しないのでしょうか。でも少なくとも石上に対して生理的嫌悪感はないってことですよね。周りから嫌われている石上にとってこれはとても嬉しいことじゃないでしょうか。おい、気付いているか石上っ!




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罵倒する圭ちゃん最高かよ!!


おっと失礼。つい本音が出てしまいました。白銀妹、白銀圭の反抗期回ですね。


大人になるのに誰しもが通る反抗期。白銀家では親代わりにグチグチ言う兄にブチ切れてしまう圭ちゃんが正に反抗期の真っ只中でしたね。


普段なら一度切れたら3日は口を利かないという圭ちゃんですが、今回は兄が落込み、誰かに恋していることが分かって詳細を聞き出したいようすでした。


しかし圭ちゃんは現在反抗期中、興味のある態度を取るのは恥ずかしいため、できるだけ恥ずかしくない方法で兄の恋バナを聞き出そうします。


それがこの罵倒風圭ちゃん。一部の人が大変喜びそうな属性ですね。あっ、私は違いますよ。


しっかし白銀父もキャラが濃いですね。駄目親父というポジションですがあのかぐや様をからかったりとなかなか侮れません。


父のふざけたアドバイスはあてにならず妹にも罵倒され怒った白銀は部屋を出ていきますが、最後に圭ちゃんは真面目なアドバイスしてあげましたね。「良い感じだった女の子に避けられるのは好き避けの可能性もあるから」と兄をさり気なく元気づけてあげようとする圭ちゃんが可愛かったですね。結局相手は誰なのか聞きそびれましたが。



藤原書記と白銀の特訓シリーズは今回もありましたね。ソーラン節!
踊りに苦手意識はないという白銀に逆に不安になった藤原書記が躍らせてみると、案の定酷いものでしたね。よく今まで人に指摘されなかったなと。


いつもは2人で特訓していましたが、今回は藤原書記と入れ替わりでかぐや様も白銀に踊りを教えます(ここでもルーティーンを使っています)。すると藤原書記が戻って来て修羅場に。

常に笑っている藤原書記の目が全く笑ってなくて怖い(笑) 


なんだかんだ言っても白銀に教えてあげたいのが藤原書記でした。






今回石上が過去のトラウマを克服するにあたって9巻はシリアス分多めかなと思っていたのですがこうして追っていくとギャグと上手く合わせていてあまり重苦しい感じはしなかったですね。それでも過去パートは胸クソ悪いものでしたが。



過去パートは所々ぼかした表現になっていましたがそれでも大友京子の元彼氏、荻野のクズっぷりはわかりますね。彼女を騙し他の女に浮気し、それが石上にバレたら自分の彼女を交渉材料に差し出す。表では良い人を演じているのがまた腹が立ちますね。荻野が何を言ったのか分かりませんが人として許せないことを平気で言ったんでしょう。



大友京子と騒ぎを聞きつけた生徒たちは石上がカッとなって殴った場面しか見てないでしょうから殴り返さなかった荻野を信用し、暴力で彼女を横取りしようとしたストーカー男として石上が嫌われるようになってしまったというわけでした。



真実を話せば大友京子が暴力を受けるかもしれない、そう思った石上は教師にも事実を話すことも出来ず反省文も出せずにずっと苦しんでいました。でも、そんな石上を救ってくれたのが白銀会長だったわけですね。そして体育祭に来た大友京子と偶然会ったことで再びトラウマを思い出した石上を今回も会長が救ってくれました。



周りに嫌われようとも、わかってくれる人がいる。それが会長1人だけだとしても、石上は前を向くことができる。自分はこれで良いんだとおかしくないんだと証明するために石上は走ります。



結果石上は負けます。結局自分は駄目だったのかとへこみます。しかし石上の周りには一緒に体育祭を盛り上げてきた応援団が集まって励ましてくれます。



そこで初めて団長、副団長たちの顔が描かれます。石上がしっかりと周りと向き合えた瞬間ですね。子安先輩可愛い!


大友京子も別に石上に復讐的なことをしにきたわけではなかったようですね。荻野と復縁を考えいるのかと思えばこの後合コンがあるとか言い出しますし、天真爛漫と言いましょうか自由奔放と言いましょうか……。


でも幸せそうにしていましたね。事の真相を知らないからできる笑顔、ということでしょうか。これぞ石上が守りたかったものですからね。かぐやもちょっかい出さずに大人しくしていました。



石上の評価はまだ1年女子には悪いままかもしれませんが、それでも応援団に入ったのは無駄じゃなかったですよね。応援団の繋がりも出来たし同じクラスの小野寺さんの見る目も変わったんじゃないでしょうか。石上も前を向けるようになったことですし次回タイトルからは子安先輩に告られたいに変えましょう!(何言ってんだ)



と、感動的な運動会編でしたが最後にシコシコゲームという良い意味で今まで感動を台無しにする感じ嫌いじゃないです(笑)

次巻でも笑いあり感動あり胸キュンありの話を楽しみにして待ちます。






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エグい事を平気でする人たちは一体何をしたのだろう




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