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この謎のパリピ感好き!




「賭ケグルイ」9巻の感想です。 



9巻は伊月が活躍する回でしたね。夢子に敗北し、すっかり落ちぶれてしまった豆生田先輩。憧れた先輩が再び立ち直れるように伊月は大きな勝負に出ます。




ここから先はネタバレ含みます。


「第一次生徒会長選挙中間発表ッ はっじまっるよ~‼」



生徒会長選挙の中間発表が出ましたね。当然一万票を獲得した芽亜里たちがトップかと思いきや、特に番狂わせということもなく桃喰綺羅莉がトップでしたね。ニムゼロ式三回戦でとんでもない賭けをした割には負けた陽喰三理は最初から一票も持ってなかったようで票は動かず、票を買いとって稼いだ皇伊月やファンから票を集めた夢見弖ユメミなんかを見ると、前回のギャンブルは何のために命を懸けていたのかと思ってしまいます。そもそも毒を盛った時点で三欲を反則負けにするべきでしたし、票を持っていない三理を参加させるのがありというのも納得がいきませんね。当の本人たちはもう終わったことなのであまり気にしてないのでしょうか。




伊月は豆生田先輩のお見舞いに来ていましたね。自分の票の報告と豆生田先輩が今後どう動くのかを聞いていました。不器用ながらも先輩のために林檎を剝いちゃうところなんか初登場時には想像もしてませんでしたね。



伊月はきっと豆生田先輩が今も王の座を狙っていれば全力で協力するつもりだったのでしょう。自分は50票あってまだ余裕があるからとか、先輩はまだ病み上がりだから手伝ってあげましょうとかもっともらしい事を言って。

しかし豆生田先輩はすっかり腑抜けてしまってました。伊月の煽りにも乗って来ません。もう自分には王道を往く資格がないと伊月を突き放します。

憧れて好きになった人がこうも落ちぶれてしまうのを見るのは辛いですね。医務室を出た後の伊月の表情が何とも悲しそうでした。




そんな伊月に夢子が声をかけます。そうです。夢子と言ったらギャンブルです。裏ボス、とでも言いましょうか、中間発表では綺羅莉の次に票を持つ等々喰定楽乃に自ら提案して叶ったギャンブルでした。



今回のギャンブルは「公共財ゲーム」というものでしたね。全員が協力し合えば誰も損をすることはないいたって平和なギャンブルです。しかし誰かが欲を出し裏切ると途端に醜い争い始まります。


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一族からは骨喰ミラスラーヴァ尾喰茨が参加しました。茨は尾喰凛の取り巻きだと思っていましたが選挙戦にも参加していたんですね。ミラスラーヴァは強キャラ感があったのでもう少し後に登場するものと思っていました。



そしてまさかの豆生田先輩も参加します。ですが自ら進んで参加したのではなく、単に数合わせだと言っていましたね。自分のことを落伍者という豆生田に伊月は不機嫌になります。




ともあれギャンブルは始まり第一ターン。全員の協力が必要なのに最初から裏切り者が出てしまいます。このギャンブルで「私財」が40枚未満であれば定楽乃に100票払わなければならないのでこのまま協力がなければ全員が敗退となってしまいます。


まだ裏切り者を特定できないためお互いがお互いを牽制しあい、夢子が提案した予め納める額を決めて大きな裏切りを防ぐという方法を取ることで収束します。




続いて第二ターン。またしても裏切り者が出てしまいます。枚数から少なくとも2人が裏切ったということになりました。案の定茨がキレ出します。

会議踊る、されど進まずで裏切者は協力していることは分かりましたが、そこから先は可能性の話しかできません。そこで豆生田が客観的な意見を言います。裏切者は蛇喰夢子で単独犯だと。



豆生田の考えは、事前に密約を交わす時間がない以上このギャンブルを企画した定楽乃と夢子が共謀しているということでした。その意見を聞いて伊月は失望します。夢子の本性を見抜いて戦っていた豆生田が夢子がするはずもない、確実に票を獲得できるギャンブルをしていると予想するほど耄碌してしまったことに。




第三ターンも全員の協力を得られず悲壮感が漂います。1人を除いて


負けちゃうってヤバぁい…♡」

こんな状況でも滾ってしまう夢子。そしてなんと豆生田を誘い一緒に破滅しましょうと言い出します。


豆生田は夢子の誘いに乗り急に笑い出します。2人は手を取り合い、今後一切「納税」はしないという道連れを宣言します。お前らいつからそんな仲良くなったんだよ(笑)


一同驚きますがすぐに思惑に気付きます。茨も0枚宣言をしてより確実なものとなりました。裏切者を脅迫して強制納税をさせます。

やる気を出してくれた豆生田先輩に伊月は嬉しそうにしていましたね。豆生田先輩の逆転の一手に伊月が一肌脱ぎます。



そして第四ターンが終了します。結果は……25枚!


初めて全員が納税することが出来ました。ひとまずは安心と言ったところで豆生田はすべて分かったと言い出します。裏切者を追放しようと。その裏切者とは……


「骨喰ミラスラーヴァ並びに皇伊月お前だ」


まさかの1番騒いでいた伊月が犯人でしたね。別室でミラスラーヴァにメモを残し指示を出していたということでした。根拠となるのは投票の順番。夢子の本質を知っていれば、2人が共謀すれば勝てるということを分かっていてもするはずがない。そうなると消去法で伊月になるということでした。


伊月は嬉しそうに豆生田の解説を聞いていましたね。ああ、憧れの先輩が戻ってきてくれた!と言った感じです。


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伊月の策略にまんまと嵌り、追放となってしまったミラスラーヴァは伊月の首を掴み壁ドンします。殴りかかるのかと思いきや見事だと褒めていましたね。ミラスラーヴァの稼業は「掃除」でした。


骨喰ミラスラーヴァは暴力装置という恐ろしい一面を持っていますが、伊月が豆生田のことを好きであるという秘密を守ったり、少々不器用ですが良い人っぽいですね。茨も見た目に反してとても素直でした。


ミラスラーヴァが追放された後の残りターンは何事もなく進み、伊月がトップで夢子と茨が2位となりギャンブルは終了しました。伊月は100票を手にします。



しかしこれで終わりではありませんでしたね。今回のギャンブルにはもう一つのギャンブルが行われていました。賭けをしたのは伊月と定楽乃です。賭けの対象となったのは数合わせで呼ばれいたはずの男、豆生田楓の勝敗でした。

豆生田楓が「公共財ゲーム」で40票を獲得したら定楽乃の勝ち、獲得できなかった場合は伊月の勝ちでそれぞれ300票を賭けていました。結果は豆生田が40票を獲得できたので伊月の負けでした。こちらのギャンブルでは300票の支払いになるので「公共財ゲーム」に勝っていたのに200票のマイナスになってしまいました。これで伊月は選挙戦に脱落したことになります。




なぜこのような賭けをしたのか、それは他ならぬ豆生田先輩を救うためです。

何かを得るということは何かを失うということ。伊月は大量の票を失ってでも豆生田先輩を救いたいと思ったのですね。「貴方を救うことは貴方を信じた私を救うだから!」と。


ラストがかっこよかったですね。伊月は選挙戦にリタイアしたけれども、まだ負けてはいない。伊月のギャンブルの結果は豆生田次第だと。いや、これ「賭ケグルイ」でもトップ3に入る名シーンになったのではないでしょうか。


伊月が選挙戦リタイアを宣言したことで9巻は終わりますが、今後はどうなっていくのでしょうね。豆生田先輩が復活したとはいえおそらくまだ1票しか持っていないはずなのでこれから王者を目指すにはかなり大変そうです。票がなくても大きなギャンブルに参加できるならまだそうでもない?





そう言えば、ミラスラーヴァの稼業はわかりましたが、茨の稼業はまだ判明してないですね。凛も同じなので伏線として残しておいたのでしょうね。一つ気になる箇所がありました。



「どうやら俺はこのギャンブルがやりたいらしい」



伊月がギャンブルに合意する前、ここの茨はまるで自分とは別の誰かに相談していたような、そんな雰囲気がありました。定楽乃が警戒するような稼業だということはミラスラーヴァとの会話でも分かりますね。何か超人的な能力が使えるのでしょうか。茨の首を縫っているように見えるチョーカー(?)が気になります。ゾンビ的な……。


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そして前回で芽亜里に協力を求めた副会長。本当に一日中くっついているようですね(笑)
こちらの動向も目が話せませんね。




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