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フォスの物語はこれからだ! 


アニメ「宝石の国」12話の感想です。

 
最終回、終わってしまいましたね……。まだ見終わった後の余韻に浸っています。余韻がある内に感想を書いていきたいと思います。

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231年ぶりに目覚めたパパラチアがかっこよかったですね。姉御って感じの雰囲気に、お父さんのような頼もしさを持ったキャラでした。パパラチアの活躍は短いものでしたが、アンタークと同様かそれ以上に存在感がありましたね。

月人と話すことで本当のことを見極めたいと言うフォスに、

「清く正しい本当が辺り一面を傷つけ全く予想外に変貌させるかもしれない。だから冷静に、慎重にな」

と、フォスの気持ちを汲みつつ、忠告しているような後押ししているような絶妙なアドバイスをフォスに残してくれました。フォスは後にパパラチアの言葉を反芻して自身の行動に取り入れてましたね。

何でも知ってる彼に聞きたいことは色々あったでしょうがパパラチアは再び眠りについてしまいます。次起きるのは何百年先になるんでしょうね……。ルチルのことを思うと辛い。




最終回でも色々なキャラにスポットが当てられていましたね。まずはジルコン。

前回フォスが先生に提案したボルツのパートナー総当たり企画が実施され、ジルコンはボルツと組んでいました。若い子から順番にということですかね。

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ジルコンは話かけてくれないボルツに自分が嫌われているのではないかと悩んでいましたね。初登場から真面目そうな子だなと思っていましたが、思い詰めるとノイローゼになってしまうほど真面目でした。優秀な子だと言われていたのでこういう一面を見ると可愛く見えます。

年下のフォスが励ますところ、フォスは本当に変わったなあと思いました。「根拠なく明るい予感に甘えられた頃が羨ましいよ」と大人びたことも言ってましたね。300歳ですからね、達観したことも言いますよ。まあ、ここ一年の出来事が大きく影響していると言えますが……。



続いてイエローダイヤモンド

ジルコンと組んでいたイエローダイヤモンドはボルツとジルコンが組むようになって少し寂しそうに見えましたね。ルチルと話す時は年寄りの強がりを見せましたが、同年代のパパラチアに話しかける時は「長く考え過ぎて疲れているんだ」と弱音を吐いていました。

イエローもジルコンの弱点は分かっていたような気がします。自分といるといつかジルコンも月に連れて行かれてしまう予感があったのでしょうか、最年長であるがゆえの苦労が窺えました。



そしてアレキちゃんことアレキサンドライト

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宝石の国は物語の流れの中でキャラクターを魅せるのが上手いですね。フォスが月人について学びたいとアレキに勉強を教わりに行く話から、アレキがなぜ月人マニアなのかが判明します。

月人の研究をしているのは自身の体質克服と、フォスが生まれる前にパートナーだったクリソベリルを奪われた憎しみを忘れないようにするためでした。

一見、皆楽しそうに暮らしているようで、実は辛い過去を隠しているんでしょうね。




最終回の月人との戦闘は、いつもの旧型月人のようでしたが、衝撃の展開がありましたね。まさか月人に黒目がついて何か言葉を発するとは思いませんでした。

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フォスの「言ってることが分かるか?」に反応したということは、フォスの言葉が分かるということでしょうね。てっきり真ん中にいる大きな月人以外は言葉を話すこともできないのかなと思ったのですが、そんなことはなかったようです。

今まで言葉を話さなかったのは、話す必要がなかったからか、訊かれなかったからか、もしかしたら何かに操られているのかもしれませんね。おそらく前回のしろが普通の犬に戻ったように、月人にも本来の姿があるのではないでしょうか。

月人は何かを求めて金剛先生の許にやってきます。初めは人間になるために宝石や金剛先生が必要なのかと思っていましたが、今は魂(自分たち)の解放に金剛先生が必要なのではないかと思っています。月人たちは現世に縛られたくないんですよ、きっと。あの世に行くことで本来の姿に戻れるのだと思います。

まあ、そうだとすれば宝石達を奪ったりいじめたりしなくとも、金剛先生にお願いすればいいという話ですが、そう簡単にいかないのは、大昔に月人が先生に許されないような事をやってしまったのではないでしょうか。そして金剛先生は愛想を尽かして宝石の国へ行ってしまった。だから月人は金剛先生に言うことを聞かせる交渉材料として宝石たちを奪いに来るのかもしれません。



と、月人についてようやく一歩前進したような気がしますが、最後はシンシャが全部持っていきましたね。1話のあのツンツンシンシャから、最終回でデレシンシャが見られるとは!


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デレシンシャが可愛すぎる!!


フォスは忘れてしまっていたかもしれませんが、シンシャはフォスの言ったことを一言一句忘れずに覚えていましたね。

「夜の見回りよりずっと楽しくて、君にしかできない仕事を、僕が必ず見つけてみせるから」

とフォスはシンシャに言っていましたが、フォスが見つけたシンシャの「新しい仕事」には「楽しい」が入っていませんでした。シンシャはそこを指摘します。


期待してないと言いつつも、内心期待していたのではないでしょうか。完全に乙女ですね。



月人と先生の関係についてまずは本当のことを知ろうと探ったフォスは、一人では正しく景色が見えているか分からなくなっていました。そのためシンシャに、「いつも傍で君の審判を聞かせて欲しい」というプロポーズとも捉えられることを言います。シンシャはもし先生を許せないと分かった時、その先どうするかの考えもできていないのなら協力は出来ないようでした。


が、フォスが頼ってくれたのが嬉しかったのか、フォスの帰り際に「ただ、組むだけなら……別に」と俯きながらデレます。もうね、最高かよ!



最後は他の宝石たちそれぞれに1シーンずつ出番がありました。そしてフォスが先生に呼び出され、いよいよ本格的に物語が動き出すのかな、とこれからが一番気になるところで終わりましたね。続きは2期、待てなければ原作を読みましょうといったところでしょうか。



正直最初はCGあんまり好きじゃないんだよなーと思ったり、原作ちょこっと読んで、うーんキャラデザが……なんて思ってもいたのですが、ここまで毎週楽しみになるとは思っていませんでした。アニメから入った人はもちろん、原作を読んでいる人も納得の出来だったと思います。CGアニメの見方も変わりました。キャラクターも今になって見れば宝石たち皆愛くるしいですね。特にダイヤモンドは一度実物を買ってマイダイヤモンドって言いたくなるくらい可愛かったです。音楽も映像も声優さんの演技もすべてがすごかったです。ああ、私にこの素晴らしいアニメを伝えられる語彙力がもっと欲しい。


2期も期待しています。素晴らしいアニメをありがとうございました。

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