FCEF6E27-E897-4844-9ED8-BFF54BED838F

タイトル回収。泥クジラの向かう先は……




アニメ「クジラの子らは砂上に歌う」11話の感想です。 


11話でタイトル回収しましたね。泥クジラの子たちが一丸となって船の舵を取る歌を歌っていました。船を動かすのに歌が必要なのは他のヌースと違って感情を奪わないファレナ独自のものなのでしょうね。実は帝国の船もそういうシーンがないだけで歌って動かしていた!? 毎回動かすのに全員で歌わなければならないのだったら大変ですね。 


7CFCD2AA-DF55-492E-8751-8868F87B151E

私はアニメで放送すると思っていた範囲までは取り敢えず原作も読んでいたのですが、その範囲を越えて新キャラが登場してました。現アパトイア軍団長官アツァリです。おそらく原作で8巻以降に登場するキャラだと思いますが、オルカが物語ることなく、素であるところを見せたりと旧知の仲っぽいですね。
オルカはアツァリに戦艦カルハリアスを譲ってもらうように言います。登場シーンはこれだけでしたが、なかなかのイケメンなところ人気キャラなのですかね。登場させたのはファンへのサービスでしょうか。



FB588838-5CAD-4894-A219-66951C66AAC4

リコスが言っていたようにオルカは物語るのが上手かったですね。始めは処刑にするつもりだったエクレシアのおじさん達を丸め込み、いつの間にかアラフニに全ての責任を擦り付けてしまいます。

エクレシアのおじさん達もオルカに踊らされ過ぎですね。もしデモナスを捕らえることができたとしてもオルカが帝国に従うとは限らないのに……。



前回の引きで印の皆が見た少女の夢は、泥クジラを動かすための夢でした。その夢を見ただけで、印は泥クジラの動かし方を最初から知っていたかのように皆集まって歌い出します。その様子を遠くから見ていたロハリトの側近ガンヴァが泥クジラの住民が異様なまでに若者が多いことに気付きます。リコスはここでも元気のないままでした。


ロハリトはスオウに若者が多い理由を尋ねます。スオウは原因は印が短命なことにあると言いますが、ロハリトが言うには同じ印である帝国の兵士が短命な種族であるとは聞いたことがないということでした。

ロハリトはスオウたちに海図を見せます。これにより泥クジラは魔の海域によって今まで同じところをぐるぐると彷徨っていたことが分かります。舵を奪われていた泥クジラはまさに自然の牢獄にいたのでした。コカロを手にした今の泥クジラならばこれを抜け出すことが出来ます。

さらにロハリトは泥クジラの民を匿ってやるとも言ってくれました。行き先は東のアモンロギア。ロハリトの父親が統治しているところでしょうね。



夜更けにリコスはロハリトを呼び出します。リコスはずっと何かを隠していました。言うタイミングが無かったと言った方が良いでしょうか。ロハリトに話したかったのは、これ以上泥クジラの詮索はしないで、ということでした。

ロハリトは断ります。原因不明な短命の一族を国に受け入れられると思うか、と至極真っ当な言い分でした。伝染する病かもしれん、と。

それは違うわ、とリコスは言います。タイミング悪くチャクロがリコスを見つけます。気付いていないリコスは話を続けてしまいます。


「――ファレナが食べ、印のサイミアのもとになり、この島を浮かせているのは……泥クジラで生きる印たちの命」


衝撃の事実を聞いてしまったチャクロは、リコスの呼び止めにも応じず逃げ出します。

リコスとしても辛いことでしたね。原作だとリコスはこの事実を知っていても尚、泥クジラの民と一緒に暮らしていくつもりでした。短命の呪いを自身が受けても、そうしたいと思うほど、この島は幸福に思えたようです。しかし事実が分かった以上、このままにしておく訳にはいきません。

長老会も当然のように知っていましたね。隠していたのは印のためでもありました。どちらにせよ逃れる術がなかったわけですから、辛い思いをさせたくないという気持ちは分からなくもないですね。ですが外の世界へ出れるようになった今、隠しておくべきかどうかというのは難しいところですね。スオウは印が不安にならないようにこのことは無印だけの秘密にします。

原作だとここで最後まで印を守るという印のための無印の誓いを立てるのですが、この後の双子の兄弟の集会が無印の思いを踏みにじるようで何とも悲しいですね……。



C50BD671-7338-4008-9B2A-3096BB643E58

双子のシコン、シコクは「紫翼の舵」という泥クジラの新しい先導集団を結成し、その賛同者を集めようとしていましたね。

前に双子が出た時にも書いたかもしれませんが、原作だとスキロスとの戦争中に双子がどうしていたかは分からなかったのですが、アニメだと戦いに参加していないことになっているので、ここでの双子の主張がお前らがそれを言うな状態になっていましたね。君たちは戦っていなかったでしょと。

ここでマソオさんが主導であったなら結果は変わっていたかもしれませんが、私欲の舵では誰もついて行こうとは思いませんでした。ただこういう考え方は、後に無印への不満が高まっていた時に内乱の種になりそうなところが恐いですね。賛同する者はいませんでしたが、双子の言う事にも頷ける部分がありました。


そして今回もオウニが主人公でした。回復したばかりの身体ですがシコンシコクの演説を止めさせます。シコンシコクが本気を出せば今サイミアを使えないオウニは力では勝てません。しかし使えないはずのオウニの身体からアウラが浮かび上がって来て……次回に続きます。


最終回前なのに全く終わりが見えませんね。ちゃんと区切りがつくのか心配になってきました。



スポンサーリンク