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取り戻す日常、新たなステージへ




アニメ「クジラの子らは砂上に歌う」10話の感想です。


戦争が一時終結し、泥クジラは敵味方関係なく戦死者を砂葬していました。死者の中には団長の妻シエナの姿もありました。

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感想では触れてなかったような気がしますが、戦争が始まる前、団長はシエナに自決するように言っていましたね。死体が醜いのはいけない、と。シエナは夫の言うことに従って自決していました。一度は集団自決をしようとした長老会ですら誰もしていなかったのに……。


団長はこの戦いでまさか泥クジラが勝つとは思ってなかったのでしょう。感情に流されないように言ったのが完全に裏目に出てしまいました。ギンシュも団長のことを意気地なしと言っていましたが、実際そうだったのでしょうね。団長は本当の意味で戦ってはいなかった。生きることに向き合おうとしていなかったのだと思います。結局感情を制御出来ず、シエナの死に涙を流している息子にラシャは哀れだよシュアンと言います。


 少しずつ日常を取り戻そうとしている泥クジラ。ただ以前のような平和とはいかないようです。戦いの訓練は続いていました。

オウニはまだ眠ったままです。ここでのキチャとスオウの会話でなんかスオウちょっと軽いなと思った人もいるかもしれませんが、原作だとあの後スオウは人のいない所で泣いています。トクサやニビや亡くなったみんなに、ごめんなさいと。


マソオはサイミアが使えなくなったため、泥クジラの仕事がすべて免除されお酒も飲むことが許されます。シノノさんが用意してくれた上等な酒を飲み、泣き上戸となるマソオ。クッチーと言って絡んでましたね。この後チャクロたちがお見舞いに来てしんみりとした空気になるのですが、アニメ版だと時系列が原作と変わっているのでマソオの所には行っていないことになっています。


リョダリも生きていましたね。砂の海に沈んだと思われていましたが、エマが助けたようです。再びファレナ殲滅作戦に加わるにはオルカの道化となるしかないと言われます。リョダリは嫌だと言いますが道化たちに囲まれて……きゃああああああ! 

果たして次登場する時には道化として生まれ変わったリョダリになっているのか、乞うご期待!(私も知りません)



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そしてそして貴重な温泉回ならぬ水浴び回がありましたね。しばらく雨が降らないと、こうして水遊びをすると、雨が降るようになるという言い伝えがあるようです。泣いて池の水を増やそうとしているギンシュ姉さんが可愛いですね。



泥クジラの人々が裸になって水浴びをしている無防備な状態に一艇の船がやって来ます。青い砂時計の紋章を掲げたスィデラシア連合王国の船です。乗っていたのはアモンロギア公領、領主が息子ロハリト・アナス……なんちゃらアモンロギアです。長い!

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私は一瞬で忘れましたが、スオウは一瞬で覚えましたね。流石は首長様、でも裸……

スオウはロハリトに裸族の長にされてしまいましたね笑 ファーストコンタクトを失礼のないようにふるまったつもりが、逆に大変失礼なものになってしまいました。スオウは恥ずかしくなり上半身を隠します。(そっち!?)

ロハリトは寛容だったようでスオウが裸でも気にしませんでした。そればかりか、文化の違いを受け入れ、ありのままの泥クジラを認めてくれるようでしたね。

これは大きな味方がついてくれたと思いきや、ロハリトは泥クジラを支配下におくため全権力の譲渡を命じます。スオウが対等な存在と認めてくださったのではないのですかと聞くと、ロハリトは銃を取り出し上空に発砲します。余とそなたらのどこが対等なのだ、と兵器の威力を見せつけました。

ロハリトがスオウに銃を向け挑発すると、今度は団長がサイミアを使ってロハリト達の武器を奪い、隠れていた自警団が弓を構えて包囲します。団長のお陰で形勢逆転しましたね。ロハリトの側近が主君に降伏するように言いますが、ロハリトはプライドが高くなかなか降伏しようとしません。一触即発の緊張状態の中、ロハリトの乳兄弟ハスムリト(男の子です)のお腹が鳴り響きます。腹が鳴ってしまったなら仕方ないないですね。争いは回避され、ロハリト達は食事のおもてなしを受けます。

ロハリト達が来てからリコスの様子が変わります。少し1人になりたいのとチャクロから離れます。もうそろそろでアニメも終わるというのにまた不穏な空気が出てきてますね。ロハリトが悪い人ではないとは思いますが国が問題なのでしょうか。




そして再びエマがチャクロの前に現れます。コカロはリコスと一緒にいたハム(確か工房の子がそう呼んでいた)に似た生き物でしたね。オリヴィニスからもらったこのコカロという生き物は何なのか、エマがその正体を見せます。

コカロの姿が変わり、泥クジラに翼が生えます。そして、行き先を決められず砂の海を彷徨っていたファレナが自ら舵を取り始めます。コカロはヌースの船を動かす舵だったのです。


エマの目的は何なのでしょうね。敵のリョダリを助けたり、かと思ったらこうして泥クジラの手助けしていたりで、よく分かりません。まあ、今の段階ではこれが泥クジラにとって良いことなのかも分からないのでまた何か企んでいる可能性も十分にありますね。これがネリだったら信用できるのですけど。

エマは泥クジラを戦争に導いていっているような気がします。ネリが泥クジラの平和を願うなら、エマは泥クジラの争乱を望むように2人の間に対立関係があるのでしょう。



泥クジラとしてはコカロという舵を手に入れたことでようやく新しいステージに立ったというところでしょうか。今までは逃げるという選択肢もなかったですからね。スオウの考えで行くと、これからは泥クジラが平和に暮らしていける世界を目指す旅になると思います。それを受け、泥クジラにやって来た初めての来訪者ロハリトは強い味方となってくれるのか、それとも立ち塞がる敵となるのか。次回に続きます。






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良かった。頭に鳥が乗ってる子も生き残っていたのですね!(下に目を向けながら)










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