アニメ「クジラの子らは砂上に歌う」8話の感想です。

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 前回はトクサ隊長含む先輩方が、待ち伏せしていた帝国兵に殺されてしまったところで終わったのでしたね。トクサ隊長の「もっと撫でてあげたかったな……」と思い死んで行くのが切ない……。




あまりの無残な光景に耐え切れなかったリコスはパゴニの前に飛び出して行きます。リコスに向けて銃を構える兵士に、撃つなとパゴニは命じます。


リコスが言うには、ヌースの間では殺生は禁止のようでしたね。これを破ることができるのは禁忌を犯すことを恐れない兄だけだと。パゴニは何も答えずリコスに降伏するように言います。


アラフニ司令は妹も抹殺してしまえと言っていたはずですが、パゴニはオルカの指示に従うつもりだったのですね。リコスが抵抗するようだったので結局は同じですが、アラフニはパゴニといいイティア(スキロスの記録係の女性)といいあまり部下に慕われていないようですね。相当無能なのか独裁なのか、まあ、あまり重要なキャラでもないですしどうでもいいと言ってしまえばそれまでですが……。



パゴニが攻撃を仕掛ける前に、オウニが今度は間に合ってパゴニを人質とすることで帝国兵を止めます。チャクロも遅れて到着し、トクサ隊長たちを見るや涙を流していましたね。早くヌースを破壊しろとオウニは言います。悲しむ前にやるべき事がありましたね。チャクロたちがヌース・スキロスの破壊に失敗すれば今より多くの仲間の血が流れることになります。


チャクロは泣くのを堪えてリコスと急ぎヌースのもとへ行きますが、そこには誰かいましたね。誰でしょう(すっとぼけ)

帝国兵はパゴニを人質に取られ動けないはずですが、バンッ、と銃声が鳴ります。アラフニです。オウニの脚が撃たれていました。



オウニのピンチを感じ取ったのか、ニビはこちらも帝国兵が集まって来ている大変な状況なのに、勝手にオウニの所へ行ってしまいます。2人になってしまったギンシュとモジャは引き続き入口を守ります。





エマは先週のように踊っていましたね。その歌と踊りに呼応して無数の手が泥クジラ中に生えて来ました。

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無数の手は温かく、包み込むようにして泥クジラの民を守っているかのようでした。治癒効果があるのかなと思ったのですが傷が治っていないところを見るとそこまでの効果はないみたいです。死んでいる人にも手が伸びているのできっと安らぎを与える効果がでもあるのではないかと思います。




リョダリは単独行動していたようですね。帝国兵は、またかと言った具合で特別気に掛ける様子がありませんでした。スオウもいますし兵が加勢に来ればいかに団長と雖も危なかったかもしれません。

スオウの周りにも無数の手が集まります。ですがこの手を出しているのはネリのようです。同時に、スオウの頭の中に、ある記憶が流れ込んできます。



それは幼い頃のリョダリの記憶でした。リョダリは特異体質のようでヌースに感情を取られないみたいでした。その為感情をコントロール出来ず異常行動をとっていました。原因はヌース・アンスロポスの初回巡礼の際に起きた異変です。ヌースが感情を奪うはずが、逆流してリョダリに感情が流れ込んでしまったのでした。

チャクロがヌース・リコスに触れた時も、感情を取らず人々の記憶が溢れ出していましたね。あの時のようにリョダリも人々の感情を見たようです。逆流が起こったのは偶然なのでしょうか。

いずれにせよ、感情があることを良しとしない帝国にいるリョダリには不幸な事件でした。



ネリ、もしくはファレナはなぜこのような記憶を見せたのでしょうね。団長が言う「それぞれの境界が揺らいでいる」というのが関係あるのでしょうか。簡単に言ってしまえば間違えて敵の記憶を覗かせてしまったってことですかね?




スオウはリョダリの過去を見たことで自分が今いる世界が辛いならここでリコスのように暮らせばいいと言います。スオウさん流石にそれは……


リョダリは一瞬隙を見せ、そこへ団長が攻撃を仕掛けます。

「ダメだよ首長殿。みんなあの少女のようだったらこんな戦争にはなっていない」

いくら感情があるとは言っても、リョダリは嬉々として仲間を殺してますからね。今更仲良くやっていけるはずもありません。リョダリも、勘違いすんじゃねーよ、生きた目をした奴だからぶっ殺したいんだろ、と気が変わることはありませんでした。団長が容赦なく攻撃を続けます。すでに勝負は決していました。


自分が斬られ、死にそうになった途端にリョダリは戦意を失い、嫌だ死にたくないと言って叫んだ後、背を向けて逃げて行きましたね。追撃しようとする団長をスオウが「追わないで!」と言って止めます。



スオウは優しいですが、その後のことも考えると、ここは敵に情けをかけるべきではなかったですね。ここで逃したことによって、傷が癒えればリョダリは必ずまた泥クジラの民を殺しに来るでしょうし。

現にこの後に弓を持った子ども達と会いますが、もしリョダリの傷が浅ければあの子ども達は殺されていたかもしれません。敵と戦っている最中に、敵を助けてあげたいと考えていたら大切な人たちを失ってしまいます。スオウは良い子ですが、自分の行動が多くの人に影響を与える首長という立場にいることをまだ分かっていないような気がします。



オウニとニビのいない残された体内モグラメンバーは、戦いに加わることもなく、捕虜を見張りながらオウニの帰りを待っていましたね。そこへ双子のシコン、シコクがやって来ます。

2人が登場するのは原作ではもっと後だったと思うでここはアニメオリジナルですね。アニメは1クールのなのでここで双子を出す必要はないと思うのですが、もしかして2期を期待しても良いってことですか!



シコンシコクはオウニが首長の言いなりになって動いているのが気に食わないようでしたね。実際はオウニが自分の意志で決めたことなのでスオウの言いなりになっている訳ではないのですが、体内モグラのリーダーが権力に屈しているのがおかしいとのこと。

アニメオリジナルで登場したことにより双子の印象が変わりますね。原作だと場をかき乱す存在なのは変わりませんが、タイミング的にこういう事が起きても不思議じゃないなと思ったのですが、アニメで登場する双子は今そんなこと言ってる時じゃないだろ感がすごいです。お前たちこの戦いで命張って戦っていたから無印に不満持ってたんじゃなかったのかと。登場するタイミングが少し変わるだけで印象は大分変わるのですね。



キチャはオウニが自分で選んで行ったと分かっていましたね。オウニと離れたくなかったのはニビと同じでした。おそらくキチャもニビと同じように待っていろと言われたのでしょうね。だからキチャは絶対に帰って来ると信じて待つことにしたのでしょう。ニビは何と言われても一緒について行くことを選びましたが、キチャとニビがオウニを思う気持ちに差はありません。



その頃のオウニは、ちょうど脚を撃たれたところでしたね。アラフニはパゴニにグズグズしないで始末しろ、今度はお前ごと撃つぞと言います。たぶんアラフニが慕われてないのはこういうところですね。


パゴニがオウニの首に刃をあてると、待て、とアラフニ。どっちなんだい!


アラフニはオウニのことをデモナス(悪霊)と言ったりファレナで作られた呪われた狂戦士だとも言ってましたね。前回で兵士もオウニに訊いていましたが、どの辺でデモナスと判断したんでしょう。呪われたという部分なら団長の目の方がそれっぽいですが……。

そう言えばパゴニも眼帯してますが外すと団長みたいになっているのでしょうか。それとも流行りのファッション?


そしてアラフニは泥クジラの印がなぜ短命なのか知っているようでしたね。特に話してくれるわけではなかったようですが。


アラフニがこの世から消えてしまえとサブタイトルを回収したところで次回に続きます。







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