アニメ「クジラの子らは砂上に歌う」5話の感想です。



 前回でチャクロたちは泥クジラを沈める長老会を止めるため、地下の秘密の場所へ向かいました。そこにはヌースリコスに似た異様な物体が……。この異様な物体がファレナと呼ばれるヌースでした。ヌースは船の心臓のようで、これが破壊されると船は沈んでしまうとのこと。


「ここまで来られたのか。島の少女よ。君には分かってしまったのだな」


長老会もいましたね。自警団も連れて来てました。長老会の命令で一斉にファレナに向かって矢を放ちます。ファレナは悲鳴をあげ泥クジラが激しく揺れていきます。


自警団は団長以外、ファレナを破壊すれば泥クジラは沈むということを知らないのですね。だとしても何となく破壊しちゃあかんやつだと察してもいい気がするのですが、アニメで見るとあんまり考えずに攻撃してるみたいですね。


何も知らない泥クジラの人々が驚き戸惑っている中、こんな時でもオウニと団長はまだ戦い続けていました。団長は泥クジラが沈む最後までオウニと戦いたかっただけのようですね。団長は自分自身に執着がないようで、生きることに苦しむより、泥クジラと共に沈んで苦しみから解放されようとオウニに言います。それに対しオウニは、勝手に決めるな、俺のことは俺が決めると反撃します。


少し前までこの世界がどうなってもいいと言っていたオウニですが、それはあくまでも仲間を失った悲しみからでしたね。本心では誰よりも仲間たちを助けたいと思っていたのでした。今回の一件でオウニは吹っ切れましたね。自分がどうすべきか見えてきたようです。




一度の攻撃ではファレナは完全に破壊出来なかったようで、次の攻撃をすぐに命じます。リコスはファレナを守るために飛び出して自警団の放った矢を受けてしまいます。仲間を傷つけたことでマソオは自警団を怒鳴りつけ、チャクロはリコスの前で盾となって立ち、もうやめて下さいと懇願します。


長老会の1人ハクジは、帝国の兵士だったリコスがファレナを庇う理由が分かりませんでした。ファレナが破壊されれば泥クジラも民諸共沈む、それがお前たちの望みではないのかとリコスに問います。


リコスは、私はそんなこと望まないと言います。


「あなたたちは罪人じゃない。私たちが失った大切な何かをちゃんと持っている」


この世界の希望、とまで言うリコスにハクジは我々は罪人なのだと強く言います。100年もの時を罪を背負い続けてきた我々に世を去る以外に逃れる術などない、と。


「そんなの誰が決めたんだよ!」


私が思うより先にチャクロが言ってくれました。


「長老様たちはタイシャ様やサミやみんなが罪人だから死んでしまって当然だって、良かったって思っているんですか?」そうだそうだ


「――希望はないって言うけど、外の世界から来たリコスが泥クジラのことを好きになってくれた。これは希望じゃないんですか? いつか外の世界の人たちだって俺たちのことを分かってくれる、そう思ってもいいんじゃないですか――」確かに


俺はリコスもみんなも絶対に守ってやる! とかっこよく言ってくれましたね。ハクジはそれでもファレナの破壊を止めず自警団に命じます。やばいぞやばいぞ


「……」


自警団は動こうとせず、武器を捨てます。さらに長老会の1人であるおばあちゃんは、リコスのもとに駆け寄り、矢が刺さったところを診てくれます。もう1人のおじいちゃんも「ハクジすまん」とリコスの側に行きます。チャクロの必死の説得が長老たちにも伝わったのです。


チャクロたちはリコスを医務室へ運びに行ってしまい。ファレナの前で残っているのはハクジとネリだけになってしまいました。ネリはハクジに「ずっと悩ませてしまいましたね」と言い、ヌースファレナの中へ消えてしまいました。

ネリはファレナから生まれた子どもとかなんですかね。ファレナを「ママ」と言っていますし、泥クジラの民を正しい方向に導く妖精といったところでしょうか。ファレナ自体には船を動かすことしか出来なそうですが、ネリを使ってコミュニケーションできるかもしれませんね。


ハクジや長老会はネリのこともよく知ってそうですが、自分たちで決める前にネリにどうすればいいか相談しても良かったのではと思います。それともネリは基本的には泥クジラの行く先に不干渉なのでしょうか。ネリについてはまだ謎がありそうですね。



揺れが収まったことで作戦が失敗したと悟った団長は、オウニとの勝負は一旦保留にします。まだ先があるなら楽しみは取っておきたいとのこと。団長の目も気になりますね。






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長老会が信用できなくなったことで、元はタイシャの側近だった人たちが新しく首長になったスオウの側につくようになりました。多分全員30~40代だと思いますが可愛いおばさんたちですね。長老会には事後報告でリコスの話を聞きにいきます。




ここで色々と新しいことが分かりましたね。


帝国の戦力

帝国が持つヌースの船は全部で8つのようです。



帝国以外の国の存在。

リコスの船がボロボロだったのも敵対する国の船にやられたからでした。




ヌースファレナは他のヌースと違って感情を食べられない。

泥クジラの先祖もヌースの支配を拒んで感情を持ち続けることを選んだ人々でした。帝国は本来の目的を全うしないファレナを檻として砂の海に罪人たちを閉じ込めておいたのですが、敵国に奪われる可能性が出てきたため、ファレナの破壊と罪人の末裔の処刑を決めたのでした。


 



外の世界が敵ばかりじゃないと分かったことで大分希望が出てきましたね。他の国に助けを求めることができます。まずは4日後のスキロスの攻撃に耐えなければなりませんが。





そして今回は新首長スオウの演説で終わりました。印の短命を嘆くほど心の優しいスオウが泥クジラを守るためとはいえ、印に最前線で戦えというのは心苦しいものがありましたね。ですが印であるオウニが力を貸すと明言してくれたことで幾分救われたのではないでしょうか。これで無印にヘイトが集まるのを防げたような気がします。




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まだ出てくるのは先になるであろう新キャラや、ネリに似たもの(ネリとは服や髪の色が違う)の登場など、また新たな謎が出て来ました。何やら少し不穏な動きもありましたね。襲撃前にまた一波乱あるかもしれませんよ。









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