性格の悪い綾乃ちゃん来た!
アニメ「はねバド!」7話の感想です。
皆さんお待ちかねの性格の悪い綾乃ちゃんがようやく力を発揮しましたね。圧倒的強さを見せつける、というよりは相手を徐々に痛めつけて絶望させる悪魔のようなプレイスタイルでした。
3回戦で綾乃とあたった港南高校の里見杏香。覚醒した綾乃に意外にも張り合っていました。ミキや港南高校の先輩たちは良い勝負をしたと思っていましたが、薫子はこれは綾乃がわざと長くラリーを続かせていたのだと見抜きます。
試合後薫子は綾乃と対峙します。薫子ちゃんの前に身体温めたかったかなーという綾乃に薫子はハンカチを渡します。
「負けた後、涙を拭くのに必要でしょ? それとも拭くのは鼻水だったかしら?」
薫子ちゃんあの試合を見てよく綾乃を挑発できましたよね。気持ちで負けないようにでしょうか。流石にここまで言われれば綾乃も黙っていません。

「薫子ちゃんをボッコボコにするために練習してきたからわっくわくが止まらないよ」
この笑顔! セリフと顔がまったく合ってなくて怖いよ!!
3回戦で悠ちゃんは負けてしまったようです。落ち込んでいる悠ちゃんを葉山が元気づけます。原作でスポットの当たらないキャラのちょっとした掘り下げは良いですね。原作では葉山が負けた時に悠ちゃんが元気付けるのですが、立場の違うアニメ版はどうなるのでしょうね。
そして始まる綾乃VS薫子。お互い性格が悪いので煽りも一級品です。
まずは薫子が得意の分析で綾乃の動きを予想します。狙い通りに綾乃が返し、薫子が厳しいところを突いた……はずでしたが綾乃はそれを難なく返し先制点を取ります。
分析の上を行く綾乃。薫子は予想し組み立てていた作戦を捨て、オーバーキルに変更します。
それでも綾乃の勢いは止まらず、5-0と差をつけられてしまいます。綾乃の実力を分かっていない港南高校の先輩たちが薫子を笑います。
これまでの状況から綾乃が攻撃を仕掛けるのは大体カウンターであることが分かった薫子は誘い球に乗らず、長いラリーに持ち込みます。
綾乃が長いラリーに集中力を切らしたとき、薫子は一気に攻め、やっと一点をもぎ取ります
薫子のプレイスタイルを見て立花コーチは薫子が並々ならぬ努力をしていると評価していましたね。「努力の力を甘くみてはいけない」と言うように、薫子は上手く自分のパターンに持っていき、綾乃に食らいついていきます。
薫子を笑っていた先輩たちも、必死に点を取りにいく薫子を見ているうちにいつの間にか応援するようになっていました。

あんな目でポカリスエット飲む人初めて見た。怖い……
綾乃が髪を縛り直そうとヘアゴムを取るとゴムが切れてしまいます。理子先輩が「私の使う?」と言うと「大丈夫」と言ってコートへ戻ります。
なんと綾乃は薫子からもらったハンカチで髪を結んで登場しました。有千夏スタイル! コニーにやられたのがよほど効いたんでしょうね。この場合はまた意味合いが違いますが。
頭も体も目一杯使う薫子。点差はほとんどありませんが、息の上がっている薫子に対し、綾乃はまだ平然として疲れを見せません。守りを固めてきた薫子でしたが、徐々に綾乃に押されペースが早くなっていきます。
このままでは薫子の体力が持たないと思う先輩たちですが、親友のミキだけは薫子はまだやれると信じていましたね。本当は誰よりも頑張っていた薫子をそばで見てきたから。
ファーストゲームを綾乃に取られ倒れる薫子。なかなか立てない薫子にミキが叫びます。「薫子ーっ!!」と。
「全く……言われなくても分かってるわよ!」
ミキの呼びかけに応じ再び立ち上がる薫子。その姿はまさに主人公そのものでした。
まだ薫子には秘策がありました。この状況をひっくり返す……渾身のクロスカット!
相手の足が止まる試合終盤でのクロスカット。今まで攻めの裏をかいたゲスい薫子ならではとっておきでした。
しかし綾乃はこれをも拾って返します。薫子もまたそれを返しますが体勢が悪く……。


越えられなかった高い壁。薫子はここで敗退してしまいます。
「使う?」と先ほどまで髪を結ぶのに使っていた薫子のハンカチをとって見せつける綾乃。悪魔かっ!
原作以上の外道っぷりを見せる綾乃ちゃんでした。元々は薫子が綾乃に風邪をうつしたのが発端ではありますがこうなってくると薫子が可哀想に見えてきますね。薫子にはミキちゃんという良い理解者もいますが、ここはこの後立花健太郎が食事にでも誘ってあげてほしいですね。
そして最後に登場したみんな大好き倉石監督。なぎさが準備運動をしてるのを見て「あいつはもう終わってる」と意味深なセリフを残していましたね。次は石澤となぎさの対決です。2人の戦いはもちろんですがこの勝負は立花コーチと倉石監督のやり取りも注目ですよ。次回も楽しみですね。
スポンサーリンク