まぐれに気まぐれに漫画とか感想

漫画やアニメ、ゲームの感想を気まぐれにします。

かぐや様は告らせたい 9巻 漫画感想


「かぐや様は告らせたい」9巻の感想です





今回も内容盛り沢山でしたね。かぐや様のルーティン獲得回、白銀の妹圭ちゃんの反抗期、ミコの親友で風紀委員の大仏(おさらぎ)こばちの話、ソーラン節、そして石上メインの体育祭編。遂に石上の過去に何があったのか明らかになりましたね。









ここから先はネタバレ含みます。


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生徒会相関図に伊井野ミコが加わっていましたね。ミコの矢印が藤原書記以外は悪い人かどうかなのがとても彼女らしいです。今は勘違いでかぐやたちの評価は悪いですが後々物語が進むことで「悪い人」から「良い人」へ見方が変わっていくことでしょう。(石上は変わらなそうですが)





前回の体育倉庫の件から会長を意識しすぎてまともに会話も出来なくなってしまったかぐや様。これはいかんということで早坂が対策を練ってくれましたね。ルーティーン!!


スポーツ選手がメンタルコントロールに実際に行っている方法のようですね。メジャーのイチローさんが試合前には必ず奥さんの作ったカレーを食べるというルーティーンは私も聞いたことがあります。


かぐや様のルーティーンは「右手で左の頬を触る」でした。最近はデレデレのかぐや様ばかりでしたので白銀と出会う前のようなキリッとした表情を見るのは久しぶりな気がします。そして改めて恋するかぐや様で良かったなと思いました。今のかぐや様の方が断然可愛い。


この回だけではなく、シコシコゲーム(読んでいない人には誤解を招きそう)の時にもルーティンを使っていたのは笑いました。今後も動揺する度に左頬を触ってそうですね。



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この場違い感(笑)


応援団に入ればリア充になれると思った石上は気の迷いで応援団に立候補してしまってましたね。実際は応援団に入るとリア充になれるのではなく、リア充しか応援団に入らないのだという真理を知ってしまったわけですね。


何だかこの石上を見ていると中学の頃リア充になりたくて文化祭でやる演劇メンバーに立候補してしまった自分を思い出します。(毎年各学年のリア充達が集まるウェーイな演劇なのに、なぜか私が立候補した年は陰キャしか集まらず主役がいないということで結局中止になった残念な思い出)



オケマル、マジ卍と言った若者言葉は割と今の方がついていけますね。SNS等で特に興味なくても色々情報が入ってきますから昔よりは陰キャにも優しいのではないでしょうか。


ラインはやってないけどスカイプはできるというのは何とも陰キャらしさが出てる気がしますね……。




そして応援団に入った石上に最初の関門が……応援団定番の女装です!


女子が学ランで男子は女装。つまり石上は女子から制服を借りなくてはなりません。嫌われているクラスの女子には頼めず、生徒会の女性陣に頼んだ場合も想像してみてやはり無理だと辞退を考えます。


そこへ恐れていたかぐやに遭遇してしまいましたね。逃げるも捕まってしまい石上は事情を話します。

すると意外にもかぐやは快く貸してくれます。


かぐやは目的のためなら手段を選びませんが基本優しいですよね。制服を着せた石上にメイクまでさせちゃって……っていうかそれ、かぐや様がお使いになってる口紅じゃないんですか⁉ 間接キス?


白銀以外にはあまり意識しないのでしょうか。でも少なくとも石上に対して生理的嫌悪感はないってことですよね。周りから嫌われている石上にとってこれはとても嬉しいことじゃないでしょうか。おい、気付いているか石上っ!




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罵倒する圭ちゃん最高かよ!!


おっと失礼。つい本音が出てしまいました。白銀妹、白銀圭の反抗期回ですね。


大人になるのに誰しもが通る反抗期。白銀家では親代わりにグチグチ言う兄にブチ切れてしまう圭ちゃんが正に反抗期の真っ只中でしたね。


普段なら一度切れたら3日は口を利かないという圭ちゃんですが、今回は兄が落込み、誰かに恋していることが分かって詳細を聞き出したいようすでした。


しかし圭ちゃんは現在反抗期中、興味のある態度を取るのは恥ずかしいため、できるだけ恥ずかしくない方法で兄の恋バナを聞き出そうします。


それがこの罵倒風圭ちゃん。一部の人が大変喜びそうな属性ですね。あっ、私は違いますよ。


しっかし白銀父もキャラが濃いですね。駄目親父というポジションですがあのかぐや様をからかったりとなかなか侮れません。


父のふざけたアドバイスはあてにならず妹にも罵倒され怒った白銀は部屋を出ていきますが、最後に圭ちゃんは真面目なアドバイスしてあげましたね。「良い感じだった女の子に避けられるのは好き避けの可能性もあるから」と兄をさり気なく元気づけてあげようとする圭ちゃんが可愛かったですね。結局相手は誰なのか聞きそびれましたが。



藤原書記と白銀の特訓シリーズは今回もありましたね。ソーラン節!
踊りに苦手意識はないという白銀に逆に不安になった藤原書記が躍らせてみると、案の定酷いものでしたね。よく今まで人に指摘されなかったなと。


いつもは2人で特訓していましたが、今回は藤原書記と入れ替わりでかぐや様も白銀に踊りを教えます(ここでもルーティーンを使っています)。すると藤原書記が戻って来て修羅場に。

常に笑っている藤原書記の目が全く笑ってなくて怖い(笑) 


なんだかんだ言っても白銀に教えてあげたいのが藤原書記でした。






今回石上が過去のトラウマを克服するにあたって9巻はシリアス分多めかなと思っていたのですがこうして追っていくとギャグと上手く合わせていてあまり重苦しい感じはしなかったですね。それでも過去パートは胸クソ悪いものでしたが。



過去パートは所々ぼかした表現になっていましたがそれでも大友京子の元彼氏、荻野のクズっぷりはわかりますね。彼女を騙し他の女に浮気し、それが石上にバレたら自分の彼女を交渉材料に差し出す。表では良い人を演じているのがまた腹が立ちますね。荻野が何を言ったのか分かりませんが人として許せないことを平気で言ったんでしょう。



大友京子と騒ぎを聞きつけた生徒たちは石上がカッとなって殴った場面しか見てないでしょうから殴り返さなかった荻野を信用し、暴力で彼女を横取りしようとしたストーカー男として石上が嫌われるようになってしまったというわけでした。



真実を話せば大友京子が暴力を受けるかもしれない、そう思った石上は教師にも事実を話すことも出来ず反省文も出せずにずっと苦しんでいました。でも、そんな石上を救ってくれたのが白銀会長だったわけですね。そして体育祭に来た大友京子と偶然会ったことで再びトラウマを思い出した石上を今回も会長が救ってくれました。



周りに嫌われようとも、わかってくれる人がいる。それが会長1人だけだとしても、石上は前を向くことができる。自分はこれで良いんだとおかしくないんだと証明するために石上は走ります。



結果石上は負けます。結局自分は駄目だったのかとへこみます。しかし石上の周りには一緒に体育祭を盛り上げてきた応援団が集まって励ましてくれます。



そこで初めて団長、副団長たちの顔が描かれます。石上がしっかりと周りと向き合えた瞬間ですね。子安先輩可愛い!


大友京子も別に石上に復讐的なことをしにきたわけではなかったようですね。荻野と復縁を考えいるのかと思えばこの後合コンがあるとか言い出しますし、天真爛漫と言いましょうか自由奔放と言いましょうか……。


でも幸せそうにしていましたね。事の真相を知らないからできる笑顔、ということでしょうか。これぞ石上が守りたかったものですからね。かぐやもちょっかい出さずに大人しくしていました。



石上の評価はまだ1年女子には悪いままかもしれませんが、それでも応援団に入ったのは無駄じゃなかったですよね。応援団の繋がりも出来たし同じクラスの小野寺さんの見る目も変わったんじゃないでしょうか。石上も前を向けるようになったことですし次回タイトルからは子安先輩に告られたいに変えましょう!(何言ってんだ)



と、感動的な運動会編でしたが最後にシコシコゲームという良い意味で今まで感動を台無しにする感じ嫌いじゃないです(笑)

次巻でも笑いあり感動あり胸キュンありの話を楽しみにして待ちます。






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エグい事を平気でする人たちは一体何をしたのだろう




はねバド! 12巻 漫画感想


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一つの時代の終わりと恐ろしく長い一日






「はねバド!」12巻の感想です。


 11巻から始まった準々決勝も残すところあと一試合。おそらくこの試合が前回にあった「恐ろしく長い一日」となるのでしょう。荒垣なぎさVSコニー・クリステンセンです。




二人の対決はめちゃくちゃ楽しみにしてました。どちらが勝つか分からない試合はわくわくしますね!


コニーの方は羽咲綾乃がまだ萌えキャラ路線だった「はねバド!」初期からの綾乃の因縁(?)の相手です。もう初期の設定が生きているのか分かりませんが、コニーが勝てば決勝で綾乃とどちらが有千夏の娘か白黒はっきりさせるのでしょうかね。


一方なぎさはコニーのような天才とはいかないものの、県大会決勝で羽咲に勝ったり、この大会では「三強」に匹敵するのではないかと言われ始めています。そしてこれが高校最後の大会ということで心構えも違うでしょう。

何より、なぎさは羽咲よりもスポ根漫画の主人公してますからね。コニーとなぎさのどちらが勝っても展開的にはありだと思います。



ただ、やはりなぎさは膝の問題がありますよね。例えコニーに勝ったとしても次には「三強」の津幡路(つばたみち)が控えてますから何事もなく勝ち進めるかどうか……。


去年怪我をしていた志波姫がインターハイベスト8でしたからなぎさもこの辺が落としどころのような気もしますがあの羽咲との決勝の熱い展開をもう一度見たいとどうしても思ってしまいます。






ここから先はネタバレ含みます。




コニーもなぎさの膝を気にしていましたね。心配、というよりはただ純粋に楽しいバドミントンがしたいがためでした。


なぎさは弱点を突かれ第一ゲームはコニーに取られます。




一方でなぎさたちよりゲームが進んでいた「三強」の志波姫、津幡は順当に準決勝へ駒を進め、羽咲対益子も1ゲーム目は益子が、2ゲーム目は羽咲が取り、激闘のファイナルゲームになっていました。


益子と同じ3年生の豊橋アンリや志波姫、津幡も試合を見ていましたね。

この世代を今まで1人で背負ってきた益子が1年生に負けるかもしれない、そんな驚きと、寂しさや後悔と言ったそれぞれの益子に対する思いを乗せながらこの勝負の行く末を見届けいるようでした。



「泪の時代が終わる」



益子とダブルスを組んでいる旭海莉も何とも悲しげな表情で試合を見届けます。


前回記者のインタビューの件もあり、益子とはあまり仲が良くないという印象の旭でしたが、ペアで一緒にいる時間が長い分、益子泪が誰にも見せない弱さも知っているのでしょうね。天才を背負って立つ益子の敗北を望んでいたのに、それを目の当たりすると見たいと思わなくなるという複雑な心境でした。




激しい点の取り合いの中、益子は泣いていました。今まで背負っていた肩の荷が降りていく感じなのでしょうか。勝つことだけに固執していたのも、そうすることで誰かに泪が一番だよと言ってもらいたい、愛されたいという気持ちがあったからのようでした。



そして益子は敗北します。時代を背負っていた益子泪は終わり、これからは普通の女の子として家族や友人と接していけるのでしょうか。


お兄ちゃんも試合を見に来ていましたね。会ったのは久しぶりなのでしょうか。その後のロビーで旭との会話が良いですね。兄のことを彼氏かとからかわれ顔真っ赤にする益子。結局一人称が「俺」になったりしていたのは単なるカッコつけだったようですね。二重人格かと思ってました。


昔の頃のような表情が出るようになって良かったですね。旭も言っていましたが可愛い泪ちゃんが見れて最高だよ!





そして再びコニーVSなぎさに戻ります。


第1ゲームで弱点を突かれたなぎさでしたが、第2ゲームでは意外にも善戦しているようでした。弱点を突かれたものの、攻めに急がずラリーに持ち込むことで勝負ができていました。そのため、他の試合よりも長くなっていたのですね。どちらもスタミナがすごい。


こうなってくると膝の描写がある度にいつ爆発してしまうのか心配になってしまいますが、なぎさは試合に集中し、勝負を楽しむことでケガの恐怖心を置きざりにしているようでした。

置きざりという言い方が怖いですね。後で恐怖心が遅れてやってくるのでは……


コニーもなぎさの強さを実感します。

一度羽咲に負けてどん底を味わい、それでもバドミントンが好きという気持ちで這い上がり、困難に打ち克つ自信を手に入れたのでしょうね。“好き”を超える自信の根拠はない、と。






勝負を終えた綾乃は母有千夏の膝の上で眠ります。ヴィゴが有千夏にホテルまで運ぶように言います。


美也子先生の登場シーンは少ないですが良いところ持ってきますよね。

自分は親失格だと思い、まともに子供達に向き合おうとしない有千夏に、「正しい親が必要なんじゃなくてその子にとって“必要な親”が必要なんだと思います」と親のあり方を気付かせます。ああ、目上の人にもちゃんと𠮟れる素晴らしい教育者太郎丸美也子先生になんで素敵な男性が現れないんでしょう。






なぎさはコニーの多彩な返しに翻弄され苦手なネット前に引っ張り出されてました。立花コーチはクリアして逃げろと指示をしますが、なぎさはそれ聞き入れず流れを変えるためにリスクを冒して敢えてネット前で勝負します。そして見事活路を見出します。



ここからしばらくはなぎさのターンです。打球を判断して見おくり連続2得点し、返球もテンポ良く続けていると思えばタイミングを外してくるなど力任せではなく工夫をすることを覚えた荒垣なぎさ。その堂々とした立ち振る舞いは相手を威圧しミスを誘発させます。さらにコニーの技術の高さを考え、打ち合いで不利になる前に攻撃を仕掛け5点差まで離します。



想定していなかったなぎさの成長に周囲が驚く様子は見てて気持ちが良いですね。しかし相手は世界レベルの選手。なぎさのペースだった流れに合わせ、即時対応され差を詰められていきます。


でもなぎさも負けていません。「お前みたいな世界レベルのヤツと戦えるのは最高に楽しいんだよ!!!」と必殺技のジャンピングスマッシュをお見舞いします。



惜しくもフォルトで失敗はしましたが、その驚異的な高さに観衆が沸き上がります。おそらく名前も知らなかった人達が荒垣なぎさと呼ぶ声がします。

観客がなぎさの凄さに気付いて涙する理子ちゃん先輩。ずっと近くにいてなぎさの頑張りを知っていたから、ようやく正当な評価をされて嬉しかったのでしょうね。点数が追いつかれた状況で喜んでいる場合ではありませんでしたが……。




第2ゲームは会場の空気を変えたなぎさがそのままの勢いで勝ち取り最終ゲームへと進みます。



世界レベルのコニー相手にも通用するなぎさの必殺技ジャンピングスマッシュ。そう言えば初期から必殺技と言っていました。確か全日本ジュニアで中学生の綾乃に得意のスマッシュが決まらず初めの頃はスランプに陥っていましたよね。立花コーチがその後スランプの原因を見つけ、自信を持っていいんだと励ますことで迷いが晴れスランプを克服したのでした。



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そう、このジャンピングスマッシュは立花コーチとの思い出もある特別なものでしたね。前はなぎさが自信を持つように立花コーチが言った言葉でした。「お前が練習しまくって覚えた必殺技だろ!」と。

今度は自らが自信を持って言える必殺技となったわけですね。感慨深い!





そして今までなぎさは立花コーチに素直になれない部分がありましたがここに来て素直な気持ちを伝えます。


「好きだよ」

と、小さく。



ヒューヒュー熱いねー!

好きだよ、の次のコマで観客が2人の会話を聞いてからの反応に見えたので思わず笑ってしまいました。立花コーチが聞き返すシーンがないということはしっかり聞き取れたのでしょうか。敢えてコーチの表情が見えない構図になっていましたね。どんな反応だったのかは試合が終わってから分かるのでしょうか。



立花コーチはチャラそうに見えて結構しっかりした大人ですし、聞かなかったことにするかもしれませんね。それでまた改めて告白してきた時には誠意をもって返事をくれることでしょう。私はこの2人お似合いだと思いますよ。







そうして始まったファイナルゲーム。なぎさがまだ優勢かと思いきや、第2ゲームの流れなんてなかったかのように淡々と点を取るコニー。そしてなぎさの必殺技のスマッシュを打ち砕くように自らもスマッシュを披露します。


再び会場はコニーへの声援に包まれます。

なぎさに膝の痛みが出たのかと心配されますが膝はまだまだ絶好調。むしろ痛みがなく好調であるにもかかわらず点を取られていくことがさらになぎさを苦しめます。



圧倒的実力差……。第2ゲームまでは手を抜いていたのかと思うほどコニーの勢いは止まりません。最終ゲームなのにすでに7点を連続で取られてしまいます。

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周りがすでに諦めムードの中、なぎさも心が折れかけそうなところで次巻に続きます。




なぎさ、負けてしまうんですかね。ケガが原因ではなく実力で……。結局努力では天才に敵わないのか、また意地を見せて逆転するのか。今夏放送予定のアニメと共に次巻も楽しみでしょうがないです。







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重盛ちょこっとだけど再登場してくれてありがとう!





政宗くんのリベンジ 9巻 漫画感想


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気付いてしまった想い




「政宗くんのリベンジ」9巻の感想です。

 

このブログでは初めて感想を書くのでまずは簡単なあらすじから


主人公は、ルックス良し、頭良し、運動神経良しの完璧人間、真壁政宗です。しかし、生まれたころからそうではありませんでした。事の発端は8年前に遡ります。


8年前、政宗は太っていました。そのことが原因でいじめられてもいましたが、ヒロイン安達垣愛姫と知り合い、仲良くなっていくうちにお互い心の支えができ、いじめっ子たちに反撃できるくらいになりました。


しかし突然安達垣愛姫は政宗を見放します。彼に「豚足」というあだ名つけて。


好きだった愛姫に見捨てられた政宗は、その後8年の時を経て生まれ変わります。おじいちゃんの下で厳しい修行や食事制限を受け、朝晩筋トレを欠かさず、遂に自他共に認める完璧なイケメンになりました。すべては信じていた愛姫に裏切られ、侮辱された復讐のために。


復讐は安達垣愛姫を恋に落とし、本気になったところで盛大に捨ててやることで達成します。これが「政宗くんのリベンジ」です。




しかし瘦せてイケメンになった政宗でもそう簡単に計画は上手くいきません。「残虐姫」とも呼ばれる安達垣愛姫は大の男嫌い。愛姫は学園一の美少女で告白する男たちは後を絶ちませんが、相手がイケメンであっても他の生徒が見ている中で酷いあだ名を付けて振るなど容赦ありません。



そんな愛姫に対して政宗は半ばストーカーとも言える情報収集とイケメンだから許されるくさいセリフを言ったり大胆に近づいてアピールしていきます。


今まで数々のイベント(ハプニング)をこなしてきました。そしてだんだん愛姫は政宗を意識するようになり、8年前の真相も分かり物語もクライマックスに近づいてきました。


と、本題に入らず長くなってしまったのであらすじはここまでにします。気になる方は購入してみてください。ヒロインはもちろん、モブの女の子も可愛いです。とにかく女の子が可愛い









ここから先は9巻のネタバレが入ります。







8巻で兼次が「マサムネ」として偽っていたことがバレ、晴れて政宗は愛姫と付き合うことになりましたね。8年前、政宗を「豚足」と呼んだのは愛姫ではなく愛姫に変装した小岩井吉乃だったことが分かり、これでもう愛姫に復讐する必要もなくなってしまいましたね。あれ、昔好きだった女の子と付き合えるようになってこれはハッピーエンド?終わり?






勢いで俺と付き合えと言ってしまった手前、今さら後には引けない政宗。今まで復讐のためだけに行動していたため、彼氏となった今どう愛姫と付き合っていいのか悩みます。そこで愛姫からメールが。


『お昼。パン買ってきて。』


早速パシリ(笑)

安達垣さんでも愛姫でもなくまだ残虐姫になっているところもじわじわきますね。愛姫の方は照れ隠し、いわゆるツンデレなのかな。


不満に思いながらもパンを買いに行く政宗。購買のおばちゃんに……おばちゃん!?

おばちゃんかと思ったらパンを売っていたのは雅宗兼次でした。結構似合ってましたね。



兼次はもう男のふりはしてないみたいですね。可愛らしい髪留めをしていました。

嘘がばれてしまってからは諦めるのが早かったように思います。屋敷を売り払ったりして苦労はあったものの妹も無事でそれなりに幸せにやっているようです。安達垣からの資金援助に失敗した今、責任をとって嫁にしてと政宗をからかっていました。

兼次は立場上あまり好まれるキャラではなかったと思いますが、こうして退場してしまうとそれはそれで寂しいですね。




愛姫は倉庫でストーブを出していました。冬でも昼食は倉庫なんですね。昔のマサムネだと分かって少し素直になったのか、愛姫は買ってきてくれたご褒美に高カロリーのコロッケパンを渡します。

そう言えば体育倉庫にいるのに、閉じ込められるベタな展開ないなあと思っているとちょっとしたハプニングがありました。ちょっと無理やり感はありましたけど。いやいやその触れ方はおかしいだろと。あのままキスでもするつもりだったのかな。


ちょうど吉乃が灯油をもらって帰ってきたので、政宗は逃げるようにしてその場を去ります。少し落ち着いたところで腕にじんましんが出ていることに気付きます。




クリスマスイブが愛姫の誕生日だということで、二度目となるデートがありましたね。一度目のデートは1巻の話なので結構前のことのように感じます。もちろんもうハダピュアのコスプレはしていません。


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いやー、感慨深いですね。初めての映画館デートでは隣に座るのも拒否されたのに、自ら隣に座って「さすがに付き合ってまで隣に来るなとは言わないわよ」とデレてくれるとは……。もう残虐姫なんて言えない!

結局今回も泣いてしまいましたが怖くてではなく感動して泣いたようですね。



愛姫のデレと言えば外せないのが2巻6話の「…無視しないでよ」のところでしょう。あれで私は全巻買いを決めました。今まで愛姫がドン引きするほどつきまとっていた政宗が師匠の助言で愛姫を無視し続け、お怒りかと思いきや見捨てないでと言わんばかりの顔で迫るシーン。あれでキュンと来ない男子はいないのではないでしょうか。個人的に愛姫様一番のデレだと思います。




話が逸れたので戻しまして……クリスマスデートでしたね。映画も見終わりカフェで食事する予定がまさかの予約していたお店が火事、他のお店もクリスマスで空きがなし。最終手段で政宗は愛姫を家に招待します。


しかし家に帰ると誰もいません。なんと母と妹は温泉に、父は明日まで出張とのこと。来ました夜にお家で二人っきりのやつ!



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動揺する二人が初々しいですね。こんなん経験してみたかったわ……。


愛姫はすぐに立て直し、主導権を握ります。後で魔がさして、なんてことがないように先手を打っておくのも上手かったですね。

パンケーキを作る二人。お互い初めて作るのに失敗する相手を見て爆笑。反応が同じで良いカップルだこと。



初めて焼いたにしては綺麗に出来てましたね。パンケーキの枚数が違ったのはすぐに気づきました。愛姫ならこれでも足りなそうですがケーキの粉が足りなかったのかな。

政宗が意地悪そうにあーんとパンケーキを差し出します。負けず嫌いな愛姫は政宗の手を取りぱくっと食べます。すると政宗にピリッとした刺激が……。


ちょっと物足りない味と言う愛姫はこれでもかと政宗のパンケーキにシロップをかけまくります。これはちょっとと言う政宗に「真壁向けだと思うんだけど」と悪気なく言う愛姫の言葉に政宗は引っかかります。『俺の何を知ってるんだ?』と。


政宗は愛姫を自分の部屋に連れていきましたね。今の自分を知ってもらおうと。しかし愛姫が気付き嬉しそうにしたのは昔の政宗の写真……愛姫へのリベンジのために持っていた愛姫と一緒に写っている太っていた頃の政宗の写真でした。


政宗が見せたかったのは昔の自分ではなく今の自分ですよね。自分がどれだけ変わったか。リベンジのため、誤解ではあったけれど、それだけのために今まで努力してきたわけですから、それを否定されるのは辛いですよね。


もちろん愛姫としてはそんなつもりはなく、昔の思い出の方がまだ強いから喜ぶのであって、そこはこれから付き合っていく中で今の方がより強く忘れられない思い出を作っていけばいいんじゃないかなと。



でも、今までの愛姫を思い返すと、昔の政宗のことばかりで今の政宗には興味がないのではと思ってしまうのも無理はありません。政宗はついかっとなって愛姫を押し倒してしまいます。


政宗はすぐに謝り、トイレに駆け込みます。置き去りにされた愛姫は下に降り、政宗からメッセージがあることに気付きます。誕生日プレゼントがコートのポケットにあるとのこと。愛姫がコートから取り出すと、コートから手帳のようなもの落っこちます。



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リベンジ帳!?

バカああああ、何でまだ持ってたんだよおおおおおおお!!




リベンジはもう必要なくなったのになぜまだ持っていたんでしょうね。勿体無いから普通にメモ帳代わりに使っていたのでしょうか。単に捨てるのを忘れていただけでしょうか。いずれにせよ政宗やってしまいましたね。


このことは吉乃にも話さず、取り敢えずのところは愛姫の心の内にとどめておくだけとなりました。これ、前までの愛姫だったら怒りを露わにしてすぐに問い質したような気がしますが、それをしないってことは、愛姫の中でそれだけ政宗の存在がかけがえのないものになっているのでしょうね。真実を知るのは怖い。事実を聞いたら今の関係が壊れるかもしれない。何かの間違いだと信じたい。そんな気持ちが愛姫にあったのではないでしょうか。





政宗は病院に行っていたようですね。急に出たじんましんの原因を診てもらったのでしょう。結果は異常なしでした。


健康問題と言ったら藤ノ宮寧子ということで、寧子の家にお邪魔する政宗。

寧子はズバリ今の政宗は燃え尽き症候群ではないかと言います。過去の復讐が突如失われたショックで、それは愛姫と付き合っても埋められない。本当に好きなわけでもないから、と。


寧子は結構怖いですよね。はんなり京美人かと油断していると本質を見抜いて抉ってきます。好きなわけでもないと言われ反論しようとする政宗に


「あの頃は確かに好きだった、ですか?」


と政宗が過去に縛られていることに気づかせます。そして自分は過去の記憶ではなく今ここにいる政宗を好きであることを告げます。今度は迷いのない本心で。


二人が近づき過ぎたところでお付きの椎堂さんが割って入ります。しかし寧子は心配しなくても大丈夫だと言います。見ると政宗の手はまたもじんましんになっていました。


愛姫に対してだけでなく、寧子にも触れないようでしたね。嘘をつけない身体の拒絶反応。寧子は微笑んでいましたが自分も政宗の特別にはなれなかったことに実際に振られたかのような悲しい気持ちになったのではないでしょうか。



愛姫にも寧子にも触れない。となるとまさか……。



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そのまさか、でしたね。小岩井吉乃、師匠にだけは触っても抱きしめても、じんましんの症状は出ませんでした。女性が駄目という訳ではなかったのですね。師匠じゃなければ駄目だったのでした。


「師匠と計画練ってるときが一番楽しかったかもしれない」


思わず本音が出てしまいます。付き合うなんてしなきゃよかったなと。

すると吉乃は政宗に重い頭突きを食らわせます。そして政宗が気付いた時にはいなくなってしまいました。足をくじいて歩けない状態で。

すぐに吉乃を探しに行こうとする政宗ですが、頬に何か書かれていることに気が付きます。


『聞かなかったことにする』


政宗は自分は馬鹿だと悔やみます。もう取り消せないことなのに……。




何とか屋敷に戻れた吉乃は湿布を探していました。そこへ愛姫がやって来ます。吉乃が捻挫していることを知ると心配して手当をしてくれます。

愛姫が手当してくれるのを申し訳なく思う吉乃。自分を裏切り者の魔女と言っていました。

そして今日政宗と会ったことを思い出し、だめと思いながらもついに自分の抑えていた恋心に気づいてしまいます……。





9巻も内容が濃かったですね。もうずっとうわああああああと心の中で叫んでいました。

一度は断ち切ったはずの思い。好きになってしまうから距離を置いていたのに、偶然政宗と会って師匠といたときが一番だったなんて言われたら、そりゃ抑えていた気持ちも溢れてくるに決まってますよね。



愛姫も政宗のリベンジ帳を見てしまい(どこまで読んだのかは分かりませんが)、おそらくこれまでの猛烈なアタックはすべて演技だったと知ってしまったのでしょうね。
愛姫は政宗に好かれていると思っていたから今まで上からの態度で接することができていましたが、自分のことを好きではないと分かった今の愛姫は、同じように政宗に接することができるのでしょうか。嫌われたくないと怯える愛姫が目に浮かんで辛い……。


政宗は吉乃を選ぶのか、このまま愛姫と付き合っていくのか、嘘がなくなった真実の答えは次巻に続きます。









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ほんとこの足でどうやって帰れたんだろう。



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